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百日紅 (下) (ちくま文庫)
 
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百日紅 (下) (ちくま文庫) [文庫]

杉浦 日向子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 346ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (1996/12)
  • ISBN-10: 4480032096
  • ISBN-13: 978-4480032096
  • 発売日: 1996/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 63,335位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tomomi VINE™ メンバー
形式:文庫
上巻のつづき──

おそるべき描写力であることは本書にとどまらないが、なおかつ長編としての構成力も見せてくれたのはこれが最初で(残念ながら)最後である。もっと多くのテーマが待っていたのに、実に惜しい。生前すでに「漫画」系については“断筆”する旨の表明があったのは、やはり病のためなのか。

本書は、日本人すべての、しかも「大人のための」座右の書として親しんでほしい。十年ごとに読み返すと、また新しいものが見えてくるはずで、青年も、そしてもちろん老年になっても何度でも楽しめること請け合いだ。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By endoy
形式:文庫
 其の十八『酔(すい)』に、酒豪で知られた花魁、滝山と、歌川国直の酒合戦が描かれていますが、これが秀逸。
 北斎の居候、池田善次郎から酒合戦の誘いを受けますが、その場では「おいら師匠と禁酒の約束をしてんだ」と断ります。善次郎が去った後、弟弟子の国芳に、「さて芳さんいこうか」。
 「どこへ」「滝夜叉(滝山のこと)姫のとこへ。強いられて飲む酒はうまかねえからてめえで行くのさ」「豊国との約束は?」「芳さん大丈夫だキン酒は近い酒と書く奴サ」。
 なんとも粋ですねえ。
 酒合戦は「アラキ」という、度数の非常に高い蒸留酒で行います。さて、その結果は...皆さん読んでみて下さい。そして艶かしくも雅びな江戸の風に当たってきてください。
このレビューは参考になりましたか?
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 餅太郎 トップ1000レビュアー
形式:文庫
上巻は、北斎とお栄の周辺のことを
描いているところが多かったが、
下巻になると、一転して、
江戸の「不思議」が多く描かれるように
なっていると思う。
あきらかに、「百物語」への道筋が、
ここでできていたのだろう。

単行本では、
最後の2編は収録されていなかった、
とあるが、やはり作品の終わり方としては、
ないほうが、いいと思う。

それでも、最高です。
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