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百年の預言〈下〉 (朝日文庫)
 
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百年の預言〈下〉 (朝日文庫) [文庫]

高樹 のぶ子
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「百年後の愛しい羊たちへ」と題された楽譜に秘められた謎とは?真賀木と充子と亡命ルーマニア人・センデスの運命は複雑に絡み合い、やがて1989年、革命の火の手が上がるブカレストへと導かれていく―激動の東欧を舞台に魂を揺さぶる恋と身を焦がす性愛を高らかに描く高樹文学の金字塔。

内容(「MARC」データベースより)

ウィーン、金沢、ルーマニアと、百年の時空をこえる男女の恋。永遠に流れゆく生と死のメロディー。時代のうねりの中、人間の祈りと願いはかなえられるのか。『朝日新聞』朝刊連載の単行本化。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 311ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2002/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4022642890
  • ISBN-13: 978-4022642899
  • 発売日: 2002/03
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 33,504位 (本のベストセラーを見る)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By らら
形式:単行本
この本は数年前朝日新聞に連載された高樹さんの本です。朝5時に新聞が来ると
すぐに飛び起き、まずここから読みました。約1年。
主人公のヒロインと相手の男性が魅力的だったこともあります。
しかしもともとのルーマニア、東側西側の崩壊、その他の情勢の後の
歴史的な史実も丹念に書かれてるばかりか、なんといっても「楽譜の
なぞ」これは音楽をやってる私には決定的に魅せられる原因でした。
なぞを解くためピアノを弾いたり、いろいろやりましたっけ。
楽譜に隠された暗号も、そしてヒロイン充子と真賀木さん(相手役)の
魅力。脇役ながらひじょうに魅力的でかわいらしい少女、ビエナの純粋さ、解ってながら辛かったヒーローの死。最期の結末も・・・
これがバイオリニスト天馬敦子さんの話から創作されたものと知り
実際哀愁のバラーダのCDを買ったり。はまってしまった本です。
ぜひ一読してください。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
愛し合いながらもすれ違っていた二人が下巻でやっと結ばれるのであるが、その性描写は宇宙的とでも言うべきか。まさに高樹のぶ子は『愛と性の達人』なのだろう。
高樹のぶ子の作品では、『死』も欠かせないテーマの一つである。愛する人との死別はシチュエーションを変え、彼女の作品に多く描かれている。いつかは必ずやってくる『愛する人との死別』について、彼女はいつも考えているのだろう。そして、それをいかに乗り越えるかということも。
この作品はルーマニア革命についての歴史的知識や、音楽的知識が得られるほか、譜面の謎解きもあり、とても面白い。この作品の要となっているポルンベスクのバラードを是非聞いてみたいと思う。
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形式:文庫
上下を読了。「性」を売り物にした帯につられたのではないが、「性」行為については、五木寛之の「朱鷺の墓」には、はるかに及ばない。性器の具体的名称が出てくることで、奥行きがなくなっている。「恋愛小説」としては、抒情性がなさすぎる。100年前の「秘曲」と噂される東欧のメロディーを巡る推理小説であれば、むしろ「外交官」と「バイオリニスト」の関係を絡ませないほうがいい。著者本人が楽しんでいることが、よくわかるからこそ鼻につき、しらける。著者は様々な文学賞を得ているようだが、現代日本の文学(賞)とは、そんなに貧困なのか、改めて驚き入った次第。
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