◆与謝野晶子「みだれ髪」/夏目漱石「それから」/武者小路実篤「友情」/宮
沢賢治「銀河鉄道の夜」/吉川英治「宮本武蔵」/谷崎潤一郎「細雪」/三島由紀
夫「潮騒」/松本清張「砂の器」/リチャード・バック「かもめのジョナサン」/
穂積隆信「積木くずし」/俵万智「サラダ記念日」/村上春樹「ノルウェイの森」
/さくらももこ「もものかんづめ」/渡辺淳一「失楽園」/J・K・ローリング「ハ
リー・ポッターと賢者の石」/「金持ち父さん 貧乏父さん」/「チーズはどこに
消えた?」/「世界の中心で愛をさけぶ」etc...
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冒頭で触れられていますが、1960年にベストセラーは量的・質的に大変化した、と。わたし的に解釈すると、良くも悪くも文壇という閉じた場所で作られていた本が、大量販売・大量宣伝のビッグビジネスになった。本は作品から商品へと変化し、お客さんは少数の目利き読者から圧倒的多数の素人さんになった…。その結果、類型的・ご都合主義・剽窃のベストセラーが横行する今日につながるわけです。
個人的な好き嫌いを基準に論じた書評ではありません。「驚きのある本」「新しい創造のある本」に限りない敬意を払っていると私は感じた。私も著者たちの読み方に全面的に同意するわけではないし、脚注なんてチャラチャラしてて大嫌いですが、それでも本書は面白い。
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