欧米の中央官僚は博士持ってるなんてザラ。大学教授も外交、経済などの計画立案にも深く関われる体制があり日本との知識レベルの違いやそれをしゃぶりつくすように利用しようという体制があるのに対し日本の幼稚な体制や環境は確かに批判に値するのだろう。
しかし、いくら批判の対象にあっても侮辱や嘲笑をしてもよいという訳にはいかないだろう。読み手の私も不快に感じたが当の中央官僚の方々は頭に来るにきまっている。そうなっては何を言っても聞く耳持たない意固地さを誘発してしまう。そうなってはいよいよ事態は動かない。何を言っても無駄。何でも言ってきたがこの通り彼は耳をかさないという徒労感からくるものなのだろうか。現実は理想通りにいかない無謬主義みたいなものを感じてしまう。
このままではいけないことは誰でも感じているがそれと同時に何をやっても無駄という空気もある。それでもやるんだよと現実に抗う牙を持つものは何だかわからない事件や疑惑で失脚させられるか社会性を根っこまで奪われるというこの国の裏ルールみたいなものをこの二人を見ていて感じる。日本を良くしたいという意志と行動がなぜか自分の立場を脅かすことになる不条理な現象に我々はどう考えてどう対応したら良いものか。
答えはある。でもその答えに向かわない。この矛盾を解くカギはこの本には書いていない。