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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
難しくなく、百人一首に触れれる御本,
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レビュー対象商品: 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 日本の古典) (文庫)
角川ビギナーズ・クラシックスに百人一首が登場です。全100首をそれぞれ2〜3ページにわたって解説しています。 注訳という形ではなく、枕詞、掛詞を解説。 歌の背景、作者の解説も要約して簡潔に掲載しています。 奈良平安〜鎌倉までの歌に纏わるエピソード、用語も 別ページを引いて解説しています。 目次索引も引きやすい構成。 百人一首をとりあえず、全首網羅したいという読者には超おススメの御本です。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
読みやすく、中身の濃い解説書,
By カフェーツッカー (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス 日本の古典) (文庫)
私に百人一首を教えてくれたのは、明治生まれの義理の祖母である。お正月、妻の実家を訪れた際、「あんたはん、この歌の意味知ってはりますか?」と示されたのが、60番「大江山・・・」だった。もちろん詞書を知らないと答えられるわけがない。これは私の教養を探る一突きだったのかも。もう30数年も前のことであるが、その後、祖母とのカルタ取りを通じて、徐々に私の百人一首の知識も増え、解説本も何冊か買うことになってしまった。この本はビギナーズ・クラシックスとあるが、かなり学術的な本である。従来の解説書に比べると「そうだったのか・・」というコメントが、かなり入っている。例えば、7番「天の原・・・」には、「春日」が出てくる理由として、当時の遣唐使は春日大社にお参りする慣例があったと解説されている。また、この歌はほんとうに阿倍仲麻呂が作ったかどうかは疑問があるともコメントされている。61番「いにしへの・・・」では、初出仕した娘に試験が出され、それに見事答えたのがこの歌であると、ズバリと言われる。従来の”美しくまとまった歌”ではなく、藤原道長が出した入社試験、それに見事答えた合格答案だったとは、驚きである。 ぼちぼちと手にとって読み進む内に、百人一首に登場する人物の背景が丁寧に解説され、特に何故この歌が採られているかに著者が気を配られているのが分かる。 学術的ではあっても、読みやすく、中身が濃い解説書と私は思う。
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