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白鷹伝―戦国秘録 (祥伝社文庫)
 
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白鷹伝―戦国秘録 (祥伝社文庫) [文庫]

山本 兼一
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

浅井家鷹匠小林家次は、小谷城落城の朝、狼を捕獲する白鷹を目撃する。その白鷹こそ伝説の「からくつわ」だった。捕虜となった家次に、敵将信長は「白鷹を捕らえてみせよ」と命じた。ここに、織田家鷹匠としての人生が幕を開けた…。白鷹との誇りをかけた対峙。国使を自称する韃靼人の鷹使いとの交誼。信長、秀吉、家康と仕えた天下一の鷹匠の生涯を描く時代大作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山本 兼一
1956年、京都市生まれ。99年「弾正の鷹」にて小説NON創刊一五〇号記念短編時代小説賞を受賞。2002年、『白鷹伝』でデビュー。04年『火天の城』にて第一一回松本清張賞を受賞。05年同作が第一三二回直木賞候補となる注目の気鋭作家。同志社大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 474ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2007/04)
  • ISBN-10: 4396333498
  • ISBN-13: 978-4396333492
  • 発売日: 2007/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 青砥
形式:文庫
 冒頭の、伝説の鷹「からくつわ」の箇所を読んだだけで、強く美しい鷹に魅入られてしまう。
これほどの矜持と高い知能を持った生き物を、人に従わせ、しかし媚させず、野生を残したままで高度に洗練された一級の狩人に仕立て上げる醍醐味。
愛情がなくては到底なし得ないが、一方で鷹と闘う気迫がなくてはならない。
意中の鷹をこの手でとばせることができたなら一生女もいらぬと誓願を立てる鷹匠の心境が、手に取るように伝わる。

 鷹匠の世界は多くの読者にとって未知の世界である。
作者は、読み手に足りない知識を過不足なく補いながら、解説を単なる解説に終わらせず、腕にのせた鷹のずっしりとした重みを読者が感じられるようになるまでひっぱってゆく。
作者の作品ではこの『白鷹伝』のほかに、やはり一つの道に命をかける男たちを描いた『火天の城』『雷神の筒』『利休にたずねよ』などを読んだが、最も澄んだ感動を覚えたのはこの『白鷹伝』だった。
鷹という生き物の持つ美しさと、主人公のただ鷹だけ、その他に欲も得もないという生き方の美しさの故だと思う。
読後感が清々しい。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
究極の鷹匠 2010/3/23
形式:文庫
戦国時代の中でも異色の題材である鷹匠の物語である。単なる物語に終わらず実に詳細に記述してある。武将がこれほどまでに鷹匠を優遇かつ大事にしていたかが伺える。人物のみならず鷹の動物的科学作品とも言える。歴史小説234作品目の感想。2010/03/16
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