出版社/著者からの内容紹介
日本最古の英雄を描き上げた、壮大な古代史長篇の金字塔、堂々の完結!
王位継承と勢力争いの渦は、東国遠征の途にあるヤマトタケルを否応なしに飲み込む。陰謀、襲い来る刺客、そして寵姫・弟橘媛の死。若き勇者は自らの運命に立ち向かうべく、最後の戦いに臨む。「白鳥の王子」完結篇。
内容(「BOOK」データベースより)
大和王権の権威を東国に示すため東征の旅の途にある倭建(ヤマトタケル)は、駿河を従え、最大の目的地である毛野国に迫る。しかし房総半島に向かう途中、愛する妃・弟橘媛が海神の犠牲となって命を絶つ。弟橘媛の死と暗躍する大和の敵対勢力を前に、東征の意味を自問する建は、戦うことの無意味さを悟り、自分のために生きることを決意する。陸路、大和への帰路についた建を再び宮簀媛が待ち受けていた。再会は不幸の予兆となるのか?自らの運命に立ち向かうため、建は最後の戦いに臨む。黒岩重吾最大の古代史小説、遂に完結。