実は、白鳥の湖は「悲恋モノ」が好きなのです。
都合良くロットバルトを倒してハッピーエンドよりも、湖に二人で身を投げてあの世で一緒になる、か。
オデットだけがロットバルトの元に取り残されて……というのが好みです。あまりないけど……。
でも! ハッピーエンドだけど、このパリオペのブルメイステル版は凄くいいです。
何が凄いって……プロローグとエピローグ。
あれ、編集してるんじゃないんですよ?(実際に現地に観にいきました)
あのプロローグがあるからこそ、全体が生きてくるのだと思います。エピローグ然り。
これらがなければ「やっぱり悲恋がいいわぁ」とぼやいていたに違いない。
音楽も、ブルメイステル版の方が、私はしっくりくるんですよね。
白鳥は舞台でも何十回も観ましたが…妖しげな魅力という観点から見るとブルメイステル版の音楽がマッチします。
(主役以外の)衣装は奇抜です。それは頭に入れておいて下さい。
でもそれを差し引いてもあのピエトラガラの素晴らしいテクニックとプロポーションは見事。
視線一つで全てを語れるバレリーナは少ないです。
今のパリオペであれだけのエトワールは居ないでしょう。(みんなまだまだこれから。がんばれ!)
一幕二場の背景は大変私の趣味にマッチしました。あれは必見。ブラヴォーです。
なお、これは廉価版。在庫があるうちに買っておくことを強くオススメします。