この作品は、前作「栄光一途」の続編として、前作でも主人公だった元柔道選手の望月篠子が再び登場します。
前作では、柔道が舞台でしたが、今度はアルペンスキーが舞台になります。
日本チームに所属する黒人と日本人のハーフの双子の石野兄弟が、ダウンヒルで活躍し始めたことから、それをおもしろく思わない白人至上主義の組織が動き出し、事件がいろいろと。
篠子は、日本チームのメンタルトレーニングを担当することになり事件に巻き込まれていく、という話です。
読んだ印象として、ちょっと中だるみするというか、展開が遅い部分があって、途中で読んでいるのがつらくなる部分がありました。
オチも、「虚貌」ほどでは無いですが、納得できない感じで、どうもいまいちと言わざるを得ません。
女剣士、佐々木深江は、なかなかいいキャラで、彼女の登場シーンはいいんですが、全体的にどうもなあという感じです。
とりあえず、前作を読んでいるなら、読まれてもいいかもしれません。
強くおすすめはできないですが。