出版社/著者からの内容紹介
北面の武士佐藤義清(のりきよ)は、決然と出家した。忘れ得ぬ女院への激しい恋を秘め、仏の救いを願いながら歌に執着する懊悩の日々。源平の争乱の世に歌一筋、草庵閑居と漂泊の旅。矛盾と相克の末に西行は、わが心ひとつがついに捕えきれないことを悟る。人間西行を描いて深い感動をよぶ、芸術選奨文部大臣賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
北面の武士佐藤義清は、決然と出家した。忘れ得ぬ女院への激しい恋を秘め、仏の救いを願いながら歌に執着する懊悩の日々。源平の争乱の世に歌一筋、草庵閑居と漂泊の旅。矛盾と相克の末に西行は、わが心ひとつがついに捕えきれないことを悟る。人間西行を描いて深い感動をよぶ、芸術選奨文部大臣賞受賞作。
内容(「MARC」データベースより)
なぜも彼は、他人目には突如と見える出家の道を選んだのか。その発心の謎、その歌のこころ、その恋の煩悶、その人間の魅力とは。西行と同じく俗世の営みを経て出離の道を選んだ著者が彼の宇宙に迫る。
--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。
著者紹介
1922年徳島市に生まれる。東京女子大学国語専攻部卒業。『女子大生・曲愛玲(チュイアイリン)』で第3回新潮社同人雑誌賞を受賞して作家に。『田村俊子』で第1回田村俊子賞を、『夏の終り』で第2回女流文学賞を受賞。1973年、中尊寺にて得度。『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、『白道』にて第46回芸術選奨文部大臣賞を受賞。10年がかりの、現代語訳『源氏物語』全10巻完結。