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白昼の死角 (角川文庫 緑 338-25)
 
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白昼の死角 (角川文庫 緑 338-25) [文庫]

高木 彬光
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

妻や愛人の抗議の自殺、やくざの恐喝にも動ぜず天才詐欺師鶴岡七郎は、ついに警察の追及の手から逃げおおせた! 法の盲点と死角を見すえて、現代法支配の限界に挑んだ最高傑作長編推理。(大内茂男)

内容(「BOOK」データベースより)

「私は―犯罪者」戦後の金融界を舞台に法律の盲点をつく明晰な頭脳。犯罪史上空前の知能犯を描く悪者小説の傑作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 693ページ
  • 出版社: 角川グループパブリッシング (1976/10)
  • ISBN-10: 4041338255
  • ISBN-13: 978-4041338254
  • 発売日: 1976/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 130,377位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
40 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 白頭
形式:文庫
映画&ドラマ化もされておりとても面白い作品です。
確か主人公鶴岡役を、映画では夏八木勲が、ドラマでは渡瀬恒彦が
演じていたと記憶しています。逆かな?
当時の映画コピー「狼は生きろ、ブタは死ね!」が強烈で、ダウンタウン
ブギウギバンドの主題歌も印象的でした。
有名な「光クラブ事件」を題材にとって、戦後のドサクサのなかで
大掛かりな経済詐欺に手を染める東大生がのし上がり、破滅していく
様を息もつかせぬ筆致で描いています。大部ですが全くあきません。
法の抜け道をつき巧妙に仕組まれた数々の詐欺手口の描写もスリリング
なのですが、鶴岡の尻尾を掴もうとする検察官との駆け引きも見所。
なにより、「悪の哲学」を身に帯びた主人公鶴岡の造形が一番の魅力
になっています。
高校生の時に初めて読んだのですが、この本で初めて手形の何たるか
を知りました(「裏書譲渡」とか「善意の第三者」とか)。
復刊したのはおめでたいが、なんか復刊する度に値段があがっている
ような気がします・・・
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By とりさん 殿堂入りレビュアー
形式:文庫
この本が出版されたばかりの頃に読んで、「頭の勝負」に憧れ、羨ましく思ったりしたものだった。作品のモデルは、三島由紀夫も『青の時代』で取り上げた「光クラブ」の山崎晃嗣。

三島は山崎晃嗣の自殺に意外さや、失望を感じたという。もっと線の太い人物を創造していたらしい。高木彬光は、山崎役の隅田にはやはり自殺させたものの、その後を継ぐ鶴岡七郎という主人公を考案することで、三島の「夢」に応えたとも言える。鶴岡七郎は隅田(山崎)の知性を持ち、そして神経の強さも併せ持つ。そして隅田(山崎)が陥った陥穽にはまらずに時代を生き抜く。

ピカレスク、と言えばそうなのだが、単純なオメデタ・ピカレスクとは異なり、鶴岡七郎のひととなりから、彼の「強さ」が伝わってくる。

四半世紀ぶりくらいに読み返してみたが、この作品は現在でも十分に受け入れられる作品だと思う。いくつかの出版社が出しているが、いずれも入手困難ないし不可能なのはさびしい限りだ。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
恐ろしい本があったもんです。

確か、「狼は生きろ、豚は死ね」ですよね。

ここまで、非情に犯罪美学を追求する小説があったとは・・・。

今、工業から情報の時代に移ろうとしています。

そんな現代だからこそ、今一度「鶴岡七郎対策」が必要なのかも

しれません。

七郎が使ったテクニックは今では使えないものも多々あります。

しかし、その発想法は依然として斬新であり、猟奇的です。

今後を生き抜くためのも、一読しておく価値のある一冊だと思います。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
究極のピカレスク小説
ピカレスク小説の中でも素晴らしい作品です。
確かに出てくるのは悪人です。
利益を得るがために、法の抜け道をかいくぐり... 続きを読む
投稿日: 21日前 投稿者: miyan☆ミ
ぶ、ぶ、分厚い・・・
とにかくアツい?!分量・内容、どちらも圧巻。秋の夜長にどうぞ。
投稿日: 6か月前 投稿者: あかろふ
犯罪小説の最高峰
 監督・村川透、主演・夏八木勲で映画化もされた犯罪小説の最高峰。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: まっどれー
終戦直後の混乱期
実話を思わせるような、詐欺グループのものがたりです。

しかし当初の主役は線が細く、介添え役が主役になります。... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: caritas77
最高です。
知人と酒を飲んだ際、一番面白かった本の話題となり
彼が一番面白かったと太鼓判を押したのが、この”白昼の死角”でした。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: アマゾンすき
今となっては荒唐無稽
光クラブ事件を題材に、とは知っていたけど、それ以外に結構、今となっては荒唐無稽としかいいようのない、手形詐欺を繰り返す話である。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: 無名子
原作もよいが、毎日テレビ版も秀作。
素晴らしいピカレスク小説です。
今となっては、難しい犯罪もありますが、
読んでいて、主人公になりきっていました。中学2年の時です。... 続きを読む
投稿日: 2008/7/27 投稿者: 竹田翔丸
一気に読めます
冒頭はこの小説の主人公である鶴岡が、推理小説の作者にこれまで自身が首謀した犯罪を語り聞かせる場面からはじまり、その告白を元に書かれたものとされています。続きを読む
投稿日: 2008/3/19 投稿者: ライツ
昭和の肌触り
 高木彬光という作家は知られているようで案外知られていないような気がしている。

 高木の仕事を振り返ってみると... 続きを読む
投稿日: 2008/1/12 投稿者: くにたち蟄居日記
神も悪魔も恐れざる男
「法は正義ではない、法は力である
 私はそれを実証してみせる
 神も悪魔も恐れざる男 鶴岡七郎」... 続きを読む
投稿日: 2007/7/16 投稿者: 代書や
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