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白夜行 (集英社文庫) [文庫]

東野 圭吾
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (452件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,080 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

19年前の大阪の質屋殺し。迷宮入りしたこの事件に関係した少年と少女が歩んだ道は…。絶望の白い光の中、魂の荒野を行く男と女を、叙事詩的スケールで描く傑作ミステリー長篇。 (解説・馳 星周)

内容(「BOOK」データベースより)

1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。容疑者は次々に浮かぶが、結局、事件は迷宮入りする。被害者の息子・桐原亮司と、「容疑者」の娘・西本雪穂―暗い眼をした少年と、並外れて美しい少女は、その後、全く別々の道を歩んで行く。二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。だが、何も「証拠」はない。そして十九年…。息詰まる精緻な構成と、叙事詩的スケール。心を失った人間の悲劇を描く、傑作ミステリー長篇。

登録情報

  • 文庫: 864ページ
  • 出版社: 集英社 (2002/5/17)
  • 言語: 日本語, 英語
  • ISBN-10: 4087474399
  • ISBN-13: 978-4087474398
  • 発売日: 2002/5/17
  • 商品パッケージの寸法: 15.4 x 10.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (452件のカスタマーレビュー)
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カスタマーレビュー

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208 人中、179人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 いつまでも余韻の残る作品 2007/11/5
形式:文庫
総ページ850程度、全13章からなる物語。ライトノベルなら3冊分は
あるボリューム。主人公の雪穂と亮司の小学校時代から19年後までが
淡々と語られる。なぜ淡々かというと、主人公二人の内面心理の描写が全く
なく、他の登場人物の目を通じてしか二人をうかがい知ることができないから
だ。加えて、物語はある殺人事件に端を発するが、犯人や犯行方法は途中で
暗示され、焦点は事件の解明ではなく今後の展開に移っていく。だからこの
物語はミステリーというよりは叙事詩だ。
読み進めていくごとに、二人の関与がほのめかされ、そして徐々に真相が
明らかにされていくにつれ、背筋の凍る思いが募っていく。ノワールの傑作
と評されることにもうなずける。
だが、真に驚くべきことは、とうとう最後まで二人の内面が一切明かされない
ことだ。稀代の悪女と犯罪の天才。二人はどのように結ばれ、何を目指したのか。
いや、亮司はなぜ雪穂の影で在り続けようとしたのか?これに対して雪穂は亮司
に何を与えたのか?雪穂は亮司を愛していたのか?二人に潜む闇はあまりに深く、
ありきたりの想像や感情ではとうてい推し量れるものではなかろう。
しかし、こうした思いに対する答えはない。ないのである。
... 続きを読む ›
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113 人中、95人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 ドラマがきっかけの人は注意 2006/1/22
形式:文庫
この小説は分類が難しい。犯人や人物の関係は一応伏せてはいるものの、あえて比較的早い段階でわからせてしまう。そういう意味で、事件のその後日談であり、結末への過程をなぞる物語であるが、最後までその心情を明確に語られるわけではない。同じベクトルを持つ二本の糸を語りつつ、決してその交わりを語らない。なぜなら、この交わりこそがこの小説のテーマであり謎だから。
これは映画化はともかくドラマ化は難しい。少なくとも小説と同じ視点で1クール引っ張ることはできないだろう。と思っていると、恐るべし、ドラマはラストをいきなり最初に持ってきた。そしてドラマを観てわかったことは、ドラマは、小説で語られることが無かった主人公たちの心情や交わりを中心に語るということ。確かにドラマ化するにはそれしかないだろう。しかし、その時点で読者は気をつけなければいけない。
ドラマで語られている心情は、製作者や脚本家が感じた彼ら自身の視点によるもの、または脚色したもの、作り上げたものであるということ。本小説を先に読んだ私はドラマとは違った印象を持っていた。しかしながら、ドラマを観たときに「そういう視点もあるな」と感じた。確かにいろんな見方ができる構成や表現方法を用いている小説である。
もし、私が今読み返したら、初めに読んだ時とは違った視点で読むだろう。そしてそれは確実にドラマの視点に影響されているは
... 続きを読む ›
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87 人中、70人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 なんとも形容しがたい 2006/1/14
形式:文庫
 桐原亮司と西本雪穂。二人が小学生から大人になる十九年間の物語。高度成長末期からバブル経済の時代まで。彼らが歩む人生の周囲では、次々に不幸になる人々がいる。人々を絶望の泥沼に蹴落としながら、雪穂は睡蓮のように美しく咲き誇っていくのだ。

 二人の主人公と読者の間には、レースのカーテンのような物が揺らめいていて、その姿ははっきり見えない。

 特異な小説である。主人公二人の心だけが、一切描写されていないのだ。その周辺でもがく人々の主観を介してしか、亮司と雪穂に辿りつけない。

 テレビドラマに引き込まれて、一気に読破した。過去にドラマ化不可能などという形容の小説は幾多もあった。しかし、本当に不可能な小説に出会ったのは初めてであった。

 亮司と雪穂という主人公の人生には、殺人事件、レイプ、失踪、ハッカー犯罪などの事件が溢れている。最後のピースがはまった時、それらが純粋な魂から溢れ出た「果てしない悪意」だと読者は知る。

 この小説と、放送が開始されたTVドラマとは、全てが違う作品になっていくだろう。小説だけの読者は、雪穂たちから、究極の悪意の快感を覚える。TVドラマだけの視聴者は、絶対的な純愛に感動するだろうからだ。そして両方を知った者は、鏡のように全てが正反対の、原作とTVドラマの特
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37 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 東野圭吾の最高傑作の一つ 2010/2/20
By ひろ
形式:文庫
実は生涯を掛けて想い続けた少年とその対象である少女。その接点はあくまで
あいまいで、そしてこの物語の最大の肝は、その少年少女の心の描写が全く
無い事だと思います。

あくまで客観的な視点で二人を描き出し、そして二人の深層心理は最後まで
明かされないという手法が、読了後の得も言われぬというかなんとも言えぬ
気持ちにさせてくれます。

人によると思いますが、僕は決して不快な感じはしなかった。

これは作者の間違いなく最高傑作の一つであると思います。
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最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 5.0 きれい
商品としては申し分のない本でした。入金後の対応も早く、とても良かったです。どうもありがとうございました。
投稿日: 19日前 投稿者: 塚本真生子
5つ星のうち 5.0 東野圭吾の著書の中でベスト3に確実に入ります。
かなり、分厚い本なのですが一気に引き込まれて最後まで読んでしまいます。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: あらいぐま
5つ星のうち 3.0 胃にモヤモヤが残ってます
人の暗い部分が描かれているものが読みたかったので、この本を選びました。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: じょん
5つ星のうち 5.0 主人公2人からの主観は一切ありません
主人公格(実質主人公なのですが一切彼らの視点から描かれていません)の二人は世界に絶望したのかも知れません。その結果が夥しい数の人間を不幸にしても自分たちの目的を達... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: マイルス
5つ星のうち 5.0 ドラマから入りました
テレビドラマで気になって原作を買ったクチです。

綾瀬はるかさんがどうしても悪女には見えなかったせいか、、... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: あかる
5つ星のうち 4.0 自分は好意的に読了出来ましたが……
去年の暮にこの作品の存在を知って、年が明けてからオーダーしました。
手にとってその厚みに驚きましたが(自分が手にしたものの記録を更新)、... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: マアヅソ長太郎
5つ星のうち 5.0 緻密で壮大。
フィギュア町田選手の白夜行を見たことがきっかけで読みました。
主人公の苦悩と哀れさに町田選手の演技が重なりました。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: ぺろ
5つ星のうち 1.0 (-_-)ウーム
めっちゃ長い割には結末も大したことなかったと思う。
ミステリとしてはこの内容でこの長さは、だらだらしているとしか思わない。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: PP
5つ星のうち 5.0 すれちがいの物語
こちらも映画を見てから読みました。
映画は展開がはやくてついていけないことも多かったです。... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: ペンギン
5つ星のうち 3.0 この厚さの本を読めたという自信は得た
全部で850ページほどあります。
今までこれほどのページ数のある本を読んだことがなかったので... 続きを読む
投稿日: 5か月前 投稿者: taf
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