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12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
島に生きる人々の秘めた暗い情念を浮き彫りにし深く心を揺さぶる傑作本格ミステリー。,
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レビュー対象商品: 白夜に惑う夏 (創元推理文庫) (文庫)
2007年日本初紹介の前作「大鴉の啼く冬」が推理ファンから大絶賛で迎えられた英国ベテラン女流本格ミステリー作家クリーヴスの最新シリーズ〈シェトランド四重奏(カルテット)〉待望の第2弾です。著者はこの四部作でシェトランド島の四季折々に変化する姿を描こうとしており、本作では夜でも真昼のように明るくて眠れない白夜となる夏の季節が主役で、読み終えた方はシンプルな原題「白夜」に対し日本版タイトル「白夜に惑う夏」が真に本書に相応しい意味深長な訳題である事に気づかれるでしょう。
夏を迎えたシェトランド島の小さな町ビディスタに地元警察のペレス警部が訪れ、恋人フランと共に絵画展に出掛ける。地元の有名画家ベラとフランの共同展だったが何故か会場に人が集まらず閑散とする中、絵を前に嗚咽する奇妙な男が現われペレスは注意を惹かれる。やがて姿を消した男は翌朝桟橋近くの小屋で道化師の仮面をつけた首吊り死体となって発見される。当初自殺と思われた為前夜に引き止められなかったとペレスは気に病むが検死の結果他殺と判明し、彼は再び本土のテイラー主任警部と組んで捜査を開始する。 本書の興味のひとつは前作に登場した女性フランとペレス警部との互いにバツイチで緊張しながらの恋愛模様で、都会から来た気障な作家にフランを誘惑させ彼女の愛を試す試練を与えながら次第に二人の絆を深めて行きます。著者はゆったりとしたペースで町の人間関係を描写し、途中新たな殺人事件を挿んで後半過去の出来事との関連に話を進めます。そして遂に迎えるラスト・シーンは一瞬前作を読まれた方の記憶を揺さぶりながらも、更に巧妙で思いも寄らぬ意外な真相を暴き出しますので、ここまで大長編を辛抱強く読んで来た読者の忍耐は十分に報われるでしょう。島に生きる人々の素朴さの影に秘めた暗い情念を浮き彫りにし地味ながら深く心を揺さぶるミステリー四部作に今後も期待しましょう。
6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
夏,
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レビュー対象商品: 白夜に惑う夏 (創元推理文庫) (文庫)
大鴉・・・がとても面白かったので。
結論を言うと面白かった。けど。 何となくダラダラした感じと言うか、 大鴉の時のような緊張感がない。 勢いみたいなのも感じられない。 季節が夏だからかなあ。 でも続編もまた読みます。
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