目次
* touch
o 第1話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」1号 1997年6月)
o 第2話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」2号 1997年11月)
o 第3話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」3号 1998年5月)
o 第4話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」4号 1998年11月)
o 第5話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」5号 1999年7月)
* 赤んぼ遠近法 (初出「叙情派ひとつ」1号 2001年7月)
* アクア (初出「叙情派ひとつ」3号 2003年7月)
* タイム・レコーダー (初出「叙情派ひとつ」2号 2002年7月)
* プロジェクトの終わり (初出「叙情派ひとつ」4号 2004年7月)
* サバンナの母 (初出「叙情派ひとつ」6号 2006年7月)
* 記念日 (初出「叙情派ひとつ」5号 2005年7月)
* 成人式 (初出「月刊IKKI」2010年8月号)
* 予算折衝 (初出「叙情派ひとつ」7号 2007年7月)
* あとがき
本屋で「
WOMBS」の1・2巻のカバーを見て興味を引いたのですが、表紙買いが恐くてそのときは買いませんでした。家に帰ってからAmazon.co.jpでネタバレにならない程度にレビューを見たところ高評価だったので、「WOMBS(ウームズ)」だけでなく「
天顕祭」、「白井弓子初期短篇集」も合わせて買いました。そして古い作品から読んでいくことにし、「白井弓子初期短篇集」から読み始めました。
まず驚いたのが高い画力。初期作品となると絵が荒く精細さが欠けていたりすることが多いモノですが、「touch」第一話の最初のページで驚かされました。またあとがきを読むと「プロジェクトの終わり」以外はカラー作品ということで、本書では全部白黒として印刷されているのですが、それがかえっていい感じを出しています。時が経るについて画力がさらにアップしていっているのも驚きでした。
次に驚いたのが、全ての作品がまるで詩を読んでいるかのような感じだったこと。絵で読む詩集というのでしょうか。言葉と絵が見事にマッチしていて違和感はなく、それでいて不思議な感覚に持って行かれる。うまく言葉にして書くことができなくて悔しいのですが、とにかく全作品とも詩を読んでいるような感じでした。
画力といい内容といい、とにかく引きつけられっぱなしでした。しかも「成人式」以外は同人誌掲載という不思議さ。これから「天顕祭」「WOMBS(ウームズ)」と読んでいきますが、どういうストーリーが待っているのか、凄く楽しみです。