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白井弓子初期短篇集 (IKKI COMIX rare)
 
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白井弓子初期短篇集 (IKKI COMIX rare) [単行本]

白井 弓子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

新時代の本格派・白井弓子の原点がここに。

『天顕祭』で同人誌初のメディア芸術祭・奨励賞受賞となった実力派作家・白井弓子。同人誌時代に描いてきた珠玉の短篇を一冊にまとめました。美大生・高橋の繊細な恋心を描いた連作「touch」。子育てをする母親の視点から、現実と幻想を織り交ぜていく「赤ん坊遠近法」ほか子育て小品集。口の悪い人工知能を道連れに、年老いた女が挑むもの――「記念日」。さらに、24ページの描き下ろし「成人式」を掲載。白井弓子の原点にして最新の一冊です。

編集担当者からのおすすめ情報
現在「月刊IKKI」で『WOMBS ウームズ』を連載中の白井弓子氏による、待望の短篇集です。これまで同人誌で発表されてきた作品を一冊にまとめました。裏のテーマは、「女の一生」。女子大生から子育てに忙殺される母親、そして死を間近に控えた老女まで。人生の様々な時に焦点を当てながら、SFありファンタジーありと白井弓子氏ならではの良質の短篇がそろっています。


登録情報

  • 単行本: 160ページ
  • 出版社: 小学館 (2010/7/8)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4091791077
  • ISBN-13: 978-4091791078
  • 発売日: 2010/7/8
  • 商品の寸法: 18.2 x 13 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 21,147位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞を受賞した和風ファンタジーの傑作「天顕祭」、現在連載中のSFマンガの中では最もハードで格好良いと言える「WOMBS」の作者である白井弓子先生の初期短編集が出た。
白井マンガの大きな特徴は、まず何といってもその「絵」。大胆な構図、流麗な筆致、今にも動き出しそうな人物のフォルム、生き生きとしたキャラクターの表情等々その魅力は枚挙に暇がない。更に絵だけでなく「天顕祭」にしろ「WOMBS」にしろ、そのストーリーは苛烈な運命に翻弄されつつも懸命に生き抜こうとする人物の崇高さが描かれているとともに通奏低音のように深い愛情が描かれており実に感動的だ。
本初期短編集は同人誌時代の1997年「touch」から最近IKKIで掲載された「成人式」まで全9作品(ただしtouchは全5話からなる連作)で構成されている。内容的にも学生時代特有の淡い片思いもの〜育児もの〜SF〜ファンタジーと実にバラエティ豊か。当然絵柄は年数を経るとともに変化はあるが、どの作品も過激さや強烈さよりも柔らかさや温かみ(女性的或いは母性的と言い換えても良いかもしれない)が感じられ、1本ビシっと筋の通った好作品集となっている。個人的に特に気に入ったのは「記念日」。ハードなSF的世界観の中に老夫婦愛をサラリと滑り込ませる手腕は本当にお見事。
あと、表紙絵も躍動感が溢れててとても良い。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ramblelazy トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
目次
* touch
    o 第1話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」1号 1997年6月)
    o 第2話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」2号 1997年11月)
    o 第3話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」3号 1998年5月)
    o 第4話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」4号 1998年11月)
    o 第5話 (初出「ノンストーリーマンガ集ひとつ」5号 1999年7月)
* 赤んぼ遠近法 (初出「叙情派ひとつ」1号 2001年7月)
* アクア (初出「叙情派ひとつ」3号 2003年7月)
* タイム・レコーダー (初出「叙情派ひとつ」2号 2002年7月)
* プロジェクトの終わり (初出「叙情派ひとつ」4号 2004年7月)
* サバンナの母 (初出「叙情派ひとつ」6号 2006年7月)
* 記念日 (初出「叙情派ひとつ」5号 2005年7月)
* 成人式 (初出「月刊IKKI」2010年8月号)
* 予算折衝 (初出「叙情派ひとつ」7号 2007年7月)
* あとがき

本屋で「WOMBS」の1・2巻のカバーを見て興味を引いたのですが、表紙買いが恐くてそのときは買いませんでした。家に帰ってからAmazon.co.jpでネタバレにならない程度にレビューを見たところ高評価だったので、「WOMBS(ウームズ)」だけでなく「天顕祭」、「白井弓子初期短篇集」も合わせて買いました。そして古い作品から読んでいくことにし、「白井弓子初期短篇集」から読み始めました。

まず驚いたのが高い画力。初期作品となると絵が荒く精細さが欠けていたりすることが多いモノですが、「touch」第一話の最初のページで驚かされました。またあとがきを読むと「プロジェクトの終わり」以外はカラー作品ということで、本書では全部白黒として印刷されているのですが、それがかえっていい感じを出しています。時が経るについて画力がさらにアップしていっているのも驚きでした。

次に驚いたのが、全ての作品がまるで詩を読んでいるかのような感じだったこと。絵で読む詩集というのでしょうか。言葉と絵が見事にマッチしていて違和感はなく、それでいて不思議な感覚に持って行かれる。うまく言葉にして書くことができなくて悔しいのですが、とにかく全作品とも詩を読んでいるような感じでした。

画力といい内容といい、とにかく引きつけられっぱなしでした。しかも「成人式」以外は同人誌掲載という不思議さ。これから「天顕祭」「WOMBS(ウームズ)」と読んでいきますが、どういうストーリーが待っているのか、凄く楽しみです。
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5 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
子育て中の情景が、子供の歌や息遣いも聞こえてくるほど絵画的に描かれているかと思うと、青春ものや本格的ファンタジーも入っています。
絵が独特で、コミックというよりデッサン?というか、人物の表情がとてもいいです。ほかほかした赤ちゃんの匂いまで感じられるよう。
どれも違っていてみんなそれぞれの作品の良さがあります。
個人的には「成人式」がとても好き。子供をさらわれる母親の表情なんか、ぐっときました。自失している母親の周りに周囲が黙々と捧げものをしていき、その後母親は空腹から我に帰るところなど最高。
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