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白い雌ライオン (創元推理文庫)
 
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白い雌ライオン (創元推理文庫) [文庫]

ヘニング マンケル , Henning Mankell , 柳沢 由実子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,575 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

スウェーデンの田舎町で、不動産業者の女性が消えた。失踪か、事件か、事故か?ヴァランダー警部らは彼女の足取りを追い、最後に向かった売家へ急いだ。ところが近くで謎の空き家が爆発炎上、焼け跡から黒人の指と南アフリカ製の銃、ロシア製の通信装置が発見される。二つの事件の関連は?スウェーデンとロシア、南アフリカを結ぶ糸は?CWAゴルードダガー受賞シリーズ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柳沢 由実子
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業、ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 716ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2004/09)
  • ISBN-10: 4488209041
  • ISBN-13: 978-4488209049
  • 発売日: 2004/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 23,375位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
スウェーデンの田舎刑事、クルト・ヴァランダーのシリーズ3作目。抱えた失踪事件が、南アフリカのマンデラ暗殺計画に遠くつながることが次第にわかり、ダイ・ハードさながらの活躍を見せるヴァランダーですが、相変わらず冴えない中年刑事に変わりはありません。自分のアパートには泥棒が入るし、ジャンクフードばかり食べてるし、前作で出会った女性に未練たっぷりだし。イースター警察の面々も相変わらずいい味を出しています。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ヘニング・マンケルの<ヴァランダー警部>シリーズ第3弾。文庫にして701ページ。質・量ともに前二作を凌駕する大作である。’04年、「このミステリーがすごい!」海外編第15位にランクインしている。

ストーリーは、スウェーデン南部の田舎町イースタで不動産業者の女性が物件を下見に行って迷ったところ、いきなり男に射殺されるところから始まる。帰宅しない妻の失踪届がその夫から出され、ヴァランダー警部らイースタ署が捜索を始める。ところが捜索現場の近くの空き家が突然爆発炎上し、焼け跡から、黒人の指と南アフリカ製と思われる銃、ロシア製の通信装置が発見される。謎をはらんだふたつの事件。しかしそれは、この壮大な物語の序章にすぎなかった。やがて、スウェーデン、ロシア、南アフリカという三点をつなぐ事件の驚くべき背景が浮かびあがってくる。

読みどころは、空き巣に入られては慌て、80才の父親が30も年が離れた女性と結婚すると言いだして困惑する人間味あふれるヴァランダーその人が、警察官としての職務を逸脱して、ズールー族の殺し屋と心の交流をもち彼を匿ったり、娘を誘拐され、単身元KGBの諜報工作員と死闘を演じたりするところである。

冒頭こそ謎めいた失踪事件を捜査してゆく警察小説としての展開を中心にしながらも、次第に国際的なスケールの謀略をめぐる冒険活劇へと趣を変えてゆく本書は、警察捜査小説の枠をはるかに超えた、南アフリカの人種差別問題をテーマとした、最後の最後まで予断を許さないダイナミックな政治的陰謀小説である。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
"クルト・ヴァランダー"シリーズ第三作。
推理小説としては200Pで崩壊!
スウェーデンの田舎刑事がKGB工作員や
南アフリカの一殺2500万円の殺し屋と戦う謀略小説になりますw
中盤の盛り上がりに、これはああなるな!
ともの凄くワクワクしたのだが、
それをやったら『リガの犬たち』 と同じパターンと揶揄されるのを避けたのか、
期待通りの展開にならなくて残念だった。
南アフリカ共和国での描写が無駄に過ぎると思う。
国際的視野のモチーフで、
男女の愛でも人種差別の壁は突き崩せないというテーマは良かったが、
小説としてのワクワク感が足りないのが欠点。
文学としては、ズールー系アフリカ黒人の描写に拍手するべきだろう。
エンタメより純文学の好きな人が高評価する作品だね。
クルト・ヴァランダーの同僚刑事のトラウマまで語られて、
無駄な描写が多すぎると思うが、
スウェーデンとロシアと南アが絡む小説なんて、
ヘニング・マンケル にしか書けないだろう。
オンリーワンの作家としてヘニング・マンケル は高評価します。
プロットや描写はヘタクソだが、
主人公が魅力的なのはいい。
世界的視野に覚醒している主人公は、
国内法を破ることが多々あるが、
不法行為をする時は、警官としての権力を頼らずに、
秘密裏に個人として行うのがかっちょええ!
公私の区別がついている素晴しい男である。
駄目息子、駄目夫、駄目親父、駄目警官の主人公が、
世界を救うという夢のある話である。
書き方が悪いだけで、
ヘニング・マンケル が書きたいと思っていることは応援したくなります。
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