アルフォンス・ミュシャは、アール・ヌーボー期の流麗な、美しいポスターデザインで世に知られています。
それと共に、挿画家としても多くの優れた作品を残しました。
苦境にあった時期だけではなく、パリの大流行作家になった後も、そして祖国への帰還後も、彼は本の挿画の仕事に関わり続けています。
1894 年初版の「白い象の伝説」は代表的な作品のひとつ。
インクと水彩によるミュシャの原画を、当時の印刷技法としては一般的であったモノクロ木版刷りで収め、大好評を博しました。
1900年以降、1930年頃までの長い間、パリで重版を続けましたが、挿画は全てモノクロ刷りで収められています。
今回の復刻版は、日本語で初めての刊行であると共に、ミュシャの原画をカラーで収めることができた初めての版でもあります。
この復刻版が、アルフォンス・ミュシャによる挿画本の魅力を再発見して頂く機会となれば、こんなに嬉しいことはありません。
登録情報
|
|
|