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白い竜 (ハヤカワ文庫 SF 496 パーンの竜騎士 3)
  

白い竜 (ハヤカワ文庫 SF 496 パーンの竜騎士 3) [文庫]

アン・マキャフリイ , 小尾 芙佐
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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登録情報

  • 文庫: 609ページ
  • 出版社: 早川書房 (1982/12)
  • ISBN-10: 4150104964
  • ISBN-13: 978-4150104962
  • 発売日: 1982/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 422,717位 (本のベストセラーを見る)
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5つ星のうち 4.0 認められない孤独に苦悩する若者と竜, 2005/9/26
レビュー対象商品: 白い竜 (ハヤカワ文庫 SF 496 パーンの竜騎士 3) (文庫)
 五色の竜の中に、一頭生まれた小さな白い竜。この白い竜が選んだ相手もまたちょっと特殊な身分の少年。竜と人が生きるこの世界で、この一組は周囲になかなか認められないなか、新しくおきた問題を解決したり、新しい発見をしたりと大活躍して自分を認めさせ、成長していきます。「認められないもの」がなにかをすることで、周囲に自分を認めさせていく、というのは、作者のお得意の設定ですね。誰にも認められない、と苦悩するこの若者は、かたわらにいる一匹の竜に励まし、励まされて力を蓄えていきます。こころの通じ合うものがあることがどれだけ大切か、ということを教えてくれる一話。この、一人と一頭の出会いは前作「竜の探索」の終わりの方で描かれて、それが膨らまされた形です。

 世代による考え方の衝突、地位のかけひきなど、社会構造もしっかり描かれているので話の奥行きは決して浅くはありません。若者の苦悩と共に、古い時代にしがみつくものの苦悩もあるのです。
 お話は中盤、最後の方で「遺跡」が発掘され、SF的な背景のベールが登場人物たちにもかなり明らかになってきます。「その次は?」とわくわくさせておわる一巻・・・なのですが、その続きは4,5,6巻を飛び、7巻までまたねばなりません。実は4,5,6巻はここまでの1,2,3巻を補完するような、同じ時間を他の目で描いたものなのです。そちらの方が面白い、という向きもあるかもしれませんが。
 脇役で登場してきた感じの人たち、葡萄酒の好きな竪琴師、「効率」が口癖の鍛冶師などの出番も多くなり、一途に、でもどたばたと熱く飛び回る主人公の脇を固めて持ち味を楽しませてくれます。

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5つ星のうち 4.0 前二巻とは視点が変わるも、深みのある世界は不変。, 2007/7/17
レビュー対象商品: 白い竜 (ハヤカワ文庫 SF 496 パーンの竜騎士 3) (文庫)
前二巻に比べ、分厚い一冊ですが、一気に読めます。
一、二巻で語られたフーラル&レサの活躍は一段落し、本巻では、次の世代とも言える主人公、ジャクソムが登場します。
特異な生まれであるルアサ城砦の後継者、ジャクソムはふとしたことから、白い竜、ルースを感合してしまい、次期太守兼竜騎士と言う不思議な立場を手に入れます。
ある意味で、未熟児とも言えるルースには、独自の能力があり、ジャクソムは、次々と大きな仕事を成し遂げて行きます。
旧時代人の竜騎士とフーラル達との間に持ち上がった大事件、南の大陸に隠された、祖先の遺跡を辿る探索など、エピソードは着実にジャクソムを成長させて行きます。
爽やかな青年の成長譚は、次巻以降へと続く、パーンの人達の、自身のルーツを辿る旅へのプロローグでもあります。
尚、ヒューゴー賞ガンダルフ部門の受賞作です。
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