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白い巨塔〈第3巻〉 (新潮文庫)
 
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白い巨塔〈第3巻〉 (新潮文庫) [文庫]

山崎 豊子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

財前が手術をした噴門癌の患者は、財前が外遊中に死亡。死因に疑問を抱き、手術後に一度も患者を診察しなかった財前の不誠実な態度に怒った遺族は、裁判に訴える。そして、術前・術後に親身になって症状や死因の究明にあたってくれた第一内科助教授の里見に原告側証人になってくれるよう依頼する。里見は、それを受けることで学内の立場が危うくなることも省みず、証人台に立つ。

登録情報

  • 文庫: 377ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/11)
  • 言語 日本語, 不明
  • ISBN-10: 4101104352
  • ISBN-13: 978-4101104355
  • 発売日: 2002/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「白い巨塔」の内部と外部の軋轢、引き込まれる面白さ, 2003/11/3
レビュー対象商品: 白い巨塔〈第3巻〉 (新潮文庫) (文庫)
 「白い巨塔」の内部と外部の軋轢、摩擦が現れる。医学の倫理、医師という人間の驕りが世に問われる息をひそめる医療裁判のはりつめる空気が伝わってくる。
 情勢の行方を固唾を飲んで見つめてしまう医療裁判、善と悪の両面を持つ人間である医師の内面が詳述され圧倒された。患者側の吐き出される思いには共感してしまう。

 新潮文庫2巻に続き、財前と里見、両医師の人間像はまさに実在するべきそれぞれの熱き思いを感じ、引きずりこまれる面白さがある。

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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ハマります, 2003/7/8
レビュー対象商品: 白い巨塔〈第3巻〉 (新潮文庫) (文庫)
国立大学の教授選のすさまじさを描いた第2巻から一転、教授となってからの財前五郎が驕りと過信から医療裁判の場に立たされ苦渋の戦いを強いられる。

教授選のあざとさが生々しく描かれる第一部では、かんじんの財前は操り人形に近く、周囲の医師らのドロドロした欲望のほうが目立つ感じだった。

だがいざ教授となった財前は、ヤな奴っぷりを大発揮して、もう読むだけで「感じワル~」というのがアリアリなのである。
里見助教授の真摯な姿、そして大河内教授の正義感が日本の医療界の良心として心に残る。
3巻まで来ると、寝食を忘れて読みふけってしまいます。オススメ!

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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 出世のレールにのった人, 2004/1/13
レビュー対象商品: 白い巨塔〈第3巻〉 (新潮文庫) (文庫)
財前教授は浪速大学の教授という地位を手に入れたが、医者としての良心や患者に対する奉仕の心はまったく感じることができない冷徹な医者として描かれている。
民事事件の被告として法廷に立つものの、あらゆる手段で法的な責任を逃れようとする一心だ。

対する里見は自分の見たままをそのまま証言し、自分の信念を曲げない。しかし、助教授という立場が一蓮托生の大学病院という体質のまえでは足元があやしく、理解者である家族や友人などはその行方を危惧し読んでいるとハラハラしてしまう。
山崎豊子氏の思う壺であるが、裁判記述や医者の見識など、よくぞここまで取材を重ねたものだと感服してしまう。

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