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最も参考になったカスタマーレビュー
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
病院腐敗告発ではなく人間ドラマの最高傑作,
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レビュー対象商品: 白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫) (文庫)
絶対におもしろいです。おすすめです。ぜひ読んでください。こんな最高の書を今まで読んでこなかった自分自身が恥ずかしくなるぐらい、おもしろい本です。 「抵抗感」がある人にアドバイス。 ・文庫本で5巻あるが、字も大きく量も少ないので、すぐ読めるので、 「5巻もあるの?」と長さを心配する必要はまったくない。 ・「どうせ病院の腐敗を描いた社会派小説なんて嫌だ」という方、 私も「社会派小説」だと思っていたが、こてこての社会派ではない。 むしろ「人間ドラマ」が描かれたおもしろい小説ですので、その辺もご安心あれ。 病院、医療業界の腐敗を描いたものかと思ったが、 それほどその点に注力を注がれてはいない。 もちろん、到底信じがたい医療業界の実態が明らかにされてはいるのだが、 むしろそんなどうしようもない腐敗業界の中で、 世渡りしていく「加害者」でありながら「被害者」である医師たちの姿、 特に主人公・財前の人生は、反発というより共感を覚える。
29 人中、26人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
傑作,
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レビュー対象商品: 白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫) (文庫)
ドラマ化もされていて、カスタマーレビューも高いので面白いのだろうと思って読んだのですが、医療現場・職場の人間関係・友情・家族・恋愛・人間の生き方、すべてが数十年前に書かれたとは思えない、社会小説の金字塔と呼ばれてふさわしい作品でした。全5巻どれもけっこう厚いのですが、ストーリーに引き込まれ長さは感じないで読み進めます。けっこう字も大きいです。 5巻のラストはこの長編をしめくくるのにふさわしいラストで、読み終わり本当によい本だったなと思いました。このエンディングが好きな人多いと思います。
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
医療裁判の描写が素晴らしい,
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レビュー対象商品: 白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫) (文庫)
本書は言わずと知れた、医学界を題材に人間の本質を描いた傑作小説です。貧しい境遇から這い上がり、 入り婿であることの劣等感と遠方の母への思慕を胸に秘めながらも、 医学界での出世のためには手段を選ばない外科医財前五郎。 メスを持たせたら世界レベルの手術を披露し、その実力への自信は揺るぎない。 他方、財前と同期の内科医里見脩二は、 清貧を貫きながら、地味な検査の積み重ねと患者への献身を第一に考えている。 当然、学界での出世や名誉への欲はなく、平穏な学究生活の継続を望んでいる。 物語は、財前の教授昇進を巡る権力闘争の赤裸々な実態の描写から入ります。 そして、財前が教授選に忙殺される中、 里見は検査の積み重ねから癌の疑いを持った患者の診断を、財前に依頼する。 自信と驕りで目の曇っていた財前の診断が、後に彼の運命を大きく左右する…。 財前と里見、そして多数に上る関係者の人間性や克明な心理描写に圧倒されると同時に、 物語の軸となる医療過誤裁判における知識や手続の流れの正確さ、 里見の法律家版ともいえる関口弁護士の奮闘に個人的に感銘を受けました。 また、佐々木商店の傾いていく描写も興味深いです。 本作の魅力は、とてもこのレビュー欄には収まりません。 人間という不可思議な存在に興味のある全ての方に、 ぜひ、ひも解いていただきたいです。 なお、玉にキズがあるとすれば、金銭の価値が一桁ずれている印象があるのと、 女性が、時代もありましょうが、添え物のように扱われているところでしょうか。 もっとも、芯も強く魅力的な方ばかりですが…。
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