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発酵―ミクロの巨人たちの神秘 (中公新書)
 
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発酵―ミクロの巨人たちの神秘 (中公新書) [新書]

小泉 武夫
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

酒、チーズ、納豆等の嗜好食品から医薬品、洗剤の製造、さらには抗生物質、アミノ酸、ビタミン、微生物タンパク質の製造まで、発酵の作用は広く利用されている。自然界における環境浄化もまた微生物の活動に依存する領域で、発酵は地上の動植物の生存に不可欠の作用である。フグの毒抜き、中国の“奇跡の発酵”等、世界各地の発酵文化に今日のバイオテクノロジーの原点を探り、目に見えない微生物の神秘的世界を宇宙的スケールで捉える。

登録情報

  • 新書: 207ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1989/09)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4121009398
  • ISBN-13: 978-4121009395
  • 発売日: 1989/09
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
発酵の世界で有名な小泉武夫氏の「発酵」について紹介した本。
発酵でおなじみの「食品」だけではなく、
工業での「発酵」も取り上げられています。

その中で特に面白いのはやはり「発酵食品」の部分でしょうか。
臭い食品がちゃんとでてきていておもわず「ぉおっ!」と
言いたくなります。

この本では残念ながら小泉武夫氏の面白い文章は出てきませんが、
発酵がどれだけ人間にとって大切かを教えてくれる
素敵な本でした。
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By nenemu 殿堂入りレビュアー トップ50レビュアー
形式:新書|Amazonが確認した購入
『食と日本人の知恵』が、やや軽いエッセイ風なのに対し、こちらは少し専門的です。
しかし文系の人でも、じっくり読めばわかるように書かれています。

『もやしもん』の、特に一巻など初期に出てきたネタは、かなりこの本から取られているようです。
(飛行機をイモの発酵燃料で飛ばす計画、麹を灰で精製する話、子牛の第四胃からだけ取れる酵素レンネットでチーズを作っていた話など)
『もやしもん』でさらっと触れていただけのことについて、微生物学としてもう少しきちんとした知識を得たい人などにもおすすめです。
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形式:新書
発酵と聞くとまっさきに漬物とかチーズとか連想しますね。私もそうでした。でも、世はバイオ時代。ものすごい最先端のところにも微生物が活躍しているのです。例えば、最近ではBotryococcus brauniとかいう藻類は炭化水素を生産し、細胞内に分泌するんだそうで、これを利用すれば産業廃棄物を原料に石油を作ることも夢ではない、のだそうです。他にも医薬品などに活躍する微生物が出てきます。20世紀以降、人間の寿命が延びた原因のひとつにこうした微生物による抗生物質があげられるでしょう。また、古来の伝統的発酵食品にも説明がなされています。例えば、日本の醤油には古来、穀比之保(こくびしお)→穀物を発酵させた醤油。魚比之保(うおびしお)→魚介類を発酵させた醤油。肉比之保(ししびしお)→野鳥肉、鹿肉を発酵させた醤油などがあったらしいです。びっくりしたのは能登地方で作られているフグの猛毒の卵巣を発酵によって無毒化して漬物として販売している、という話し。びっくりします。毎日大量の発酵食品を食べている現実に微生物への感謝の念が湧きました。
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