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109 人中、98人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
発達障害を知るには良い本。だが職場に求める対応に無理がある。,
By GaryZone (新潟県新潟市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190) (新書)
発達障害がどういうものであるということが良く分かるという点では、大変良い内容だと思います。自分も発達障害だったんだなぁと思いましたし、子供の頃に治療してもらえれば、 今のような最悪の人生を歩まなくて済んだろうなぁと悔しい思いです。 家族やパートナーの協力が必要というのは理解できますが、 職場に求める対応があまりにもハードルが高いのが心配です。 ・短い休息をとって職場を離れることを認めてもらう。 ・一人だけの空間を持てるようにしてもらう。 ・職場の空き部屋を使用できるようにしてもらう。 ・耳栓やヘッドホンの使用を認めてもらう。 ・仕事に没頭できる部署へ配置換えを認めてもらう。 ・過密なスケジュールを入れないようにしてもらう。 ・プレッシャーを強いられる仕事は回避させてもらう。 などなどまだあります。 企業にとっては、よほど一芸に秀でていない人間でない限り、こんな対応はまず無理でしょう。 大企業でも、こんな社員はまず採用しないでしょう。 この問題に対して著者は何の解決法も示していません。 このことだけが残念に思います。
140 人中、118人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
絶対のお勧めです。,
By
レビュー対象商品: 発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190) (新書)
少なくともこの1年間で読んだ発達障害関連の新書のなかでは出色。最新の症例研究もまじえて、非常に分かりやすく、注目すべき情報や考え方についてコンパクトにまとめてある。 ADHDとアスペルガーの相違点について、この本を読んではじめてよく理解できた。特に大人の発達障害者の低い低い自尊心にはちゃんと遺伝的な理由があった(報酬系の未熟性)という説明は目からウロコであり、分かりやすかった。“チャウセスクの子供たち”の症例のような、これまでの発達障害の常識を覆すような話は興味深かった。 発達障害本によくある、「アスペルガーって風変わりな天才!」みたいな、非現実的でもって役立たずな主張はほとんど見当たらないかわりに、見逃されがちな大人の女性の軽度発達障害についてページを割いて述べられている。 そして今や発達障害者を救うことは、精神医療の課題というだけではなく、日本の社会全体のの課題なのだと著者は主張する。ニートと呼ばれる若者の8割近くが軽度の発達障害ではないかと指摘し、彼らニートはあるべき居場所から転落すると容易にひきこもり化し、脳のつくりから簡単に依存傾向を帯びて、それがますますひきこもりを頑迷化・長期化させる。 実際に日々、臨床に当たっている精神科医(しかも当事者)の書いた1冊ですから、事情に通じていて、 当事者が抱えがちな悩みについて、懇切丁寧に回答してある印象を受けた。
130 人中、108人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
非常に偏った内容で信頼性が低い,
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レビュー対象商品: 発達障害に気づかない大人たち (祥伝社新書 190) (新書)
発達障害者が発達障害についての本を書くとここまで偏るのかと驚いた。引用する参考データ、その使い方、論理構築が非常に偏っており、ニートもたばこを止められない人もコーヒーを飲み過ぎる人もみんな発達障害と決めつける。たとえば、発達障害の傾向がある人は、○○の割合が高いと書いているが、発達障害の傾向がもともとある人について調べているのだから当たり前の結果である。むしろ、引用するなら○○の人を調べると、何割の割合で発達障害の傾向が見られたというデータを引用すべきだろう。万事がこの調子だ。他方、ある特定分野にはずば抜けた偏向的な集中力を持つ一部の人がいることを一般化し、発達障害者は磨かれていない原石と持ち上げ、過去の偉業は発達障害者がしたと言う。 発達障害についての解説に膨大なページ数を割く一方、対応策は薄く内容もおかしい。 最後の<参考文献>に自分の著書だけ並べているのを見たとき、もはやこれは医学者や研究者ではないと呆れた。 発達障害者について新たな誤解を招きかねない本である。
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