はっきりいって信頼出来ません。
クリストファ・バーナードの経歴(生まれ育ちがどこか)が巻末に書いていなかったのですが、調べたら以下の通りでした。
クリストファ・バーナード(Christopher Barnard)
帝京大学教授。カリブ海セント・ルシア出身。英国で学び、ケンブリッジ大学を卒業後、米国コーネル大学で言語学の修士号、テンプル大学で教育博士号を取得した。日本では言語教育や辞書学の分野で幅広く著作を発表している。
彼をネイティブと言うかどうかはともかくとして、明らかな間違いが15ページまでで2箇所もあります。
12ページ
”愛国心”と呼ぶべきものが・・・・ の訳例として、so-callled "patriotism"....とされています。「”愛国心”などというには疑わしいものが」という日本文の英訳なら正解でしょうが・・・。so-called がこの場合ふさわしくないのは、英語中級者以上なら常識でしょう。
15ページ
言わざるをえない。の訳例として、We can't help saying that........... とされています。目を疑いました。can't help doing は、原則として無意識的行為を堪えられなかったという場合にしか用いないことは、これまた英語中級者以上なら常識のハズ・・・・(例えば I couldn't help laughing 笑いを堪えきれなかった)。
他にもどうも怪しい表現は多々ありますが、帯に「中〜上級者のための本格的英作文指南書」とありますが、はっきり申し上げて信用出来ず、使い物になりません。
大学受験参考書の方が受験向けであって実用向けとは謳っていないだけまだマシです。
無駄な買い物をしました。
正直返品したいくらいです。