絵柄もお話も、しっとりとしていて、好い雰囲気のある作品でした。
はっきり言って、とても好きです。
今後も、作家買いしたい作家さんでした。
しっとりとした絵柄と、言いましたが、どちらかと言うと、かわいい感じの絵だと思います。
ただ、それがお話と組み合わされると、何とも言えないエロさを生み出します。
内容は、表題作のほかに、三編の短編と、本編のキャラ総出演の書き下ろしが付いています。
どれも、ちょっとした痛み(“ちょっとした”では済まされないようなものもありますが)を伴う恋の話です。
表題作は、自分の感情が「恋愛感情」とは認められないまま、「友達」になろうとする、長く切ない恋。
「マグダラハピネス」は、DV男を好きになってしまった受けの一途で痛い恋。
「明けない夜は無いからさ」は、長い間恋心を隠してきた攻めの、夜が明ける話。これが一番ラヴかも。
「ダッチロール」は、ドS兄の恋人(?)を好きになってしまい、兄の不在中に監禁してしまう……という、字面だけ見るとヒドイけど……私は結構好きな話。
そして、書き下ろし。本編のキャラ総出演でワイワイやってます。こういう番外編みたいなものは大好きなので、これで、☆5をつけることに決めました。
それぞれ、痛いこともあったけど、当人達は、上手くやっているようです。
カバー裏までしっかりとおまけが付いていて(←かなり笑える)大満足の一冊でした。