傷つき、立ちすくみ、言葉を失うことがある。
行く末に迷い、苦しみ、悩むこともある。
一片の言葉に救われるなら、すがりついてでも生きてみる。
一片の言葉に癒されるなら、こころ静かに生きてみる。
生きるということは、
坂道を行くのとそっくりだ。
元気に任せて駆け出したりすれば、
きっとへたばる
(尾崎一雄)
何か つれえことがあったら
母ちゃんを 思い出せ
誰かに あたっちゃあ だめだ
あとで 自分が 嫌になる
(柴田トヨ)
百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
あたり前なところのようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ
(谷川俊太郎)
もし苦しみがなかったら
人間は自分の
限界を知らなかったろうし
自分というものを知らなかったろう
(トルストイ)
人はみな変わる
過去の自分はもはや
現在の自分ではない
悩む者も悩ます者も
時がたてば別人になる
(パスカル)
人生でぶつかる問題に
そもそも正解なんてない
とりあえずの答えがあるだけです
(養老孟司)
みんなちがって みんないい
(金子みすゞ)
100の言葉を取り上げている。
言葉の来歴つまり作者の紹介と語られた状況の解説がある。
その時代と置かれた状況の中で、誰もが悩みその答えを見つけようとしていた。
そして今の時代と状況になっても、自分の人生の答えを探し求める人の旅は続いている。