このシリーズの特徴的なところは
人間が心につくりだす『防衛』について、たいへん詳しく語っているところでしょう。
、
人間が年齢を重ね、さまざまな傷を受けるにつれて
いかに真の自分を見失い、偽の自己を作り上げてしまうか。
心理学的な知見を交えて語られるそうした洞察に、本当に感心させられました。
とくにインナーチャイルドの概念がしっくり来る人には、宝物のようなシリーズです。
この下巻では、そうした心の防衛について、自身のヒーリング体験からタイプ分けをされています。
・現実逃避型で、オーラが身体から常に逃げ出そうとしている「スキツォイド防衛型」
・攻撃的で、他人のオーラを頭部から押さえつけようとする「サイコパス型」
・自己のコアを完全に抑圧し、外部の環境を整えることばかりに注意を向ける「リジッド型」など
あくまで一例ですが
こうした分類のそれぞれについて、自己や他者ヒーリングの方法をくわしく論じています。
また後半では、基本となる7層のオーラよりも、もう一段階深い位置にある
「ハラ」と「コアスター」の次元について説明しています。
「ハラ」は日本で言う丹田などを含む、スピリチュアルな『意図』を司るコアのこと。
「コアスター」は、おそらく、これまで多くの神秘家により発見されてきたであろう、人間の普遍的な神性が生まれ出る中核のことです。
霊視から、こうした概念とオーラやチャクラの概念をまとめあげ、人間の全体像について説明し
より統合的なヒーリングのあり方について解説しています。著者が扱える世界の広範さが、そこからわかります。
とくにコアスターについての説明は…表現に困るほど素敵な文章で困りました。
ここだけでも全ての人に読んでほしいところです。思わず、ため息。
癒しの光。上下巻。必読です。