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痛みをやわらげる科学 痛みの正体やその原因、最新の治療法までを探る (サイエンス・アイ新書)
 
 

痛みをやわらげる科学 痛みの正体やその原因、最新の治療法までを探る (サイエンス・アイ新書) [新書]

下地 恒毅
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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合計価格: ¥ 2,000

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商品の説明

内容紹介

さまざまな痛みの原因と治し方を徹底検証!
痛みとはなにか、その本体はなにか、そしてそれを克服するにはどんな方法があるのか
――これらの問題について、痛みの専門外来であるペインクリニックに勤務する著者が、
科学的な実験結果や臨床研究の成果にもとづいて徹底検証する。


第1章 痛みとはなにか
第2章 痛みは人体にとって最大の有害ストレス
第3章 代表的な痛みのメカニズムと対処法
第4章 痛みをどうケアすればよいのか

内容(「BOOK」データベースより)

体や心の痛みがつのると、身体機能の働きに障害が起こります。そして痛みが長く続くほど、身体機能は正常に戻りにくくなるのです。本書では、痛みの正体やその原因、さまざまな痛みの種類、痛みをやわらげる方法などについて、ペインクリニック代表である著者がていねいに解説します。心身の痛みに対する心がまえについて、知っておきましょう。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: ソフトバンククリエイティブ (2011/9/20)
  • ISBN-10: 4797360909
  • ISBN-13: 978-4797360905
  • 発売日: 2011/9/20
  • 商品の寸法: 17.9 x 11.6 x 1.9 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
右大腿部の慢性疼痛で通院中ということもあり購入してみました。読んでいる途中ですが患部の図や、痛みの記憶を断ち切る模式図が書かれていたり、一般の読者にもわかり易く真摯な内容だと感じております。
 「自分でできる痛みの治療・予防法15か条」の中に、「仕事を焦らずなし遂げる」という項目があり、「仕事を中途半端に投げ出すと、それは持続的なストレスとして作用し大脳辺縁系を解してうつ状態、視床下部を解して交感神経緊張状態を引き起こします。」という記述があります。ビジネスパーソンにとっては大事なことだと思いましたし、この記述は、自分の受けているコーチングのコーチが言っていた「会社で退避とか避難ばかり考えていると自宅に帰っても気持ちが疲れているため、プライベートの決断が遅れます」に通じるものがあるように感じました。職場でも投薬が切れる頃に痛くなりますが、それでも焦ることなくできる範囲で日々の仕事をなし遂げていくのが大事なのだ、と感じました。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 大変面白い一般向け医学書を読みました。一ペインクリニシャンとして皆さんにお勧めします。著者は世界的に有名な医学者で、麻酔と痛みの研究を長年続けてこられました。経歴からして、いつも固い文章ばかり書くのかなと思ったら、平易な文章も面白く読むことが出来ました。
 それに加えて、挿図がとても美しく、解り易く、感服しました。前のレビューに「参考文献が多すぎる」との批評がありますが、とても生真面目に研究一筋に取り組んできた著者の一面が彷彿として、これも一つの「味」かな、そう思うと好いのではないでしょうか。
 日常、痛みの治療を行っている医師のみならず一般の方々や痛みの患者さんとその家族、さらに医療関係者にもお勧めしたい著書です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
著者プロフィールをみると一目瞭然、この著者は世界的レベルの医学者かつ臨床家であることがわかる。その専門分野の科学的事実を、一般市民向けに日常の言葉で平易に語るように心がけたとある。しかし、現実は専門性の高い事柄を誰でも分かるように語る、その難しさが明らかになったという印象が強い。つまり素人には理解できない部分が多い。では、このような書物が無意味かというとそうではない。世の中には何でも読んでやろうという物好きが結構いるのである。そういう手合いが本書を手にとって、痛みとは何かを自分なりに把捉してやろうという意気込みで読み始める。視床下部・脳幹網様体・大脳辺縁系・・・、確かにどこかで見たことのある言葉だが、それがどういう意味を持つものかが分かっていない以上、言葉の有意味性があいまいなまま読み進むことになって、その居心地の悪さはかなりのものとなる。ではそういう言葉をすべて正確に説明すれば、それはすでに専門書の領域に入ることになるだろう。ところが、そういう居心地の悪さに堪えて読み進むと、著者はこう語り始める、「人は多かれ少なかれ、心身の痛みを抱えているのがあたり前です。見方を変えると、人生そのものが痛みの連続かもしれません」。こういう語り口で「痛みをやわらげる科学」が語られていくということになると、これはもう投げ出すわけにはいかないのである。次に「脳が痛みを感受していても意識に上らない状態がある」、これを著者は「無意識下の痛み」と命名し、「この痛みは記憶され、その人の痛みの悪循環を増大させる」という独創性の高い説明がなされる(28頁)。ここで「痛みは記憶される」、これは本書のキーワードの一つらしいということが分かる。「痛みによって神経の化学的伝達に変化が起こり、これが原因で神経のネットワークの再構築が生じる」という神経の可塑性の説明は、精神の成り立ちを極めて物質的に捉えることにつながるという理由でエキサイティングな部分である。同様な意味で著者は、視床下部は「目に見えない静かな体のエンジン」と言っている。おそらく、これはほぼ半世紀に及ぶ著者の臨床・研究・教育の経験にもとづく実感なのだということが感じられる。このエンジンは「すべての身体の情報を『最終共通路』として交感神経活動やホルモンをコントロールし、痛みに大きく関わっている」しかし「エンジンを直接治療の対象にすることは困難なので、エンジンの機能に影響を及ぼす種々の要因を総合的に診断し治療する」という著者特有の「痛みをやわらげる戦略」が語られていく。このような語り口は、おそらくほんとうの専門書なら適切な術語を駆使して理路整然と記述されるところだろうと推測できる。もちろん、その方が正確に伝わるにちがいない。痛みの治療はevidence-based medicineだけではなくてnarrative-based medicineが不可欠との著者の指摘は、治療者と被治療者との対話にもとづく人間関係の構築が臨床現場でいかに重要かということを明言しており、著者の臨床家としての豊富な経験がわかるのである。これは「内在性疼痛抑制機構の活性化」として、本書で繰り返し述べられる「脳内麻薬様物質」の誘導が結局は副作用の少ない痛みの治療なのだということにもつながるのである。痛みの苦痛にさいなまれつつ人間は生きることができない、しかし、痛みをまったく感じない、つまり痛覚がない人間も生存できない。一方「人は多かれ少なかれ、心身の痛みを抱えているのがあたり前」であり、「人生そのものが痛みの連続かもしれない」ということになると、痛みをコントロールすることをライフワークとして日夜研鑽努力している医学研究者と医療従事者への敬意と信頼が、一般市民の間に定着することの重要さが理解できるのである。
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最近のカスタマーレビュー
分かりやすく丁寧
本書は新書なので,手に取る人は自分や身内に痛みを抱える患者側の人が多いでしょう。図や写真が豊富で分かりやすく,最新の情報をきちんとした論文の引用付きで紹介してあり... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: kokodokodoko!
この本を読んで共に痛みと闘おう
痛みの専門家なら痛みについて科学的に解説する事は決して難しいことではないと思われる。実際、そのような著書は数多く見かける。本書の特徴は、ただ単に痛みについて「分か... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 痛みを憎む麻酔科医
痛みで苦しんでいる人へ
この本は、一般の読者のみならず医療従事者にとっても大変参考になる本である。筆者の長年の痛みに対する取り組みも含め、その集大成がわかりやすく解説されている。挿絵など... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: 一麻酔科医より
痛みの切り口
誰もが経験することであるが、通常は存在しない感覚である痛みを感じると、誠にいやな感覚である。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: KHanaoka
痛みにどう向き合うか
読みやすくきれいな本... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: ジェネラリスト
痛みを正攻法で解説
一般向けの解説はむずかしいのに、それによく挑戦されたと著者に敬意を表し、よく成功しているのでお祝いします。
全体として... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: kuniosuwa
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