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痛みと身体の心理学 新潮選書
 
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痛みと身体の心理学 新潮選書 [単行本]

藤見 幸雄
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

痛みは、身体の見る夢。痛む身体は私たちに何を伝えようとしているのか――。 
身体に感じる痛みを大切に味わうと知らなかった自分が見えてくる。それは人間関係とどういうかかわりがあるのか。病や死を前に、何が起きてくるのか。他者とのつながりから、老いと死の問題まで、身体と夢を手がかりに「心身の闇」と向き合うプロセス指向心理学の知恵。自分を深く知るためのセルフ・ワークも収録。

内容(「BOOK」データベースより)

痛む身体は私たちに何を伝えようとしているのか?痛みを大切に味わうと、気付かなかった自分が見えてくる―それは、たとえば人間関係にどんなふうに関わってくるのか、病や死を前にどんなことが起こってくるのか。他者とのつながりから老いと死の問題まで、身体と「夢」を手がかりに「心身の闇」と向き合うプロセス指向心理学の知恵。自分をより深く知るためのセルフ・ワークも収録。

登録情報

  • 単行本: 363ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/5/14)
  • ISBN-10: 4106035383
  • ISBN-13: 978-4106035388
  • 発売日: 2004/5/14
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 126,049位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
私は「フォーカシング」からプロセス指向心理学に辿りついた。微細な身体感覚に計り知れない情報が含まれていることについては、始めから親和性があったが、それらが更に対人関係、病、夢などにも応用できることを知り、興奮した。その後、実際に藤見氏のセミナーに参加することで、これらの理論がつじつま合わせの物語ではないことを実感した。この心理学と関わっていると、「病」「困ったこと」から何かを学ぼうとする姿勢が「当たり前のこと」になってしまうのだが、不自然に自分の価値観をねじまげた感覚はなく、「流れの中で」自分が変わってきていることを感じる。この心理学は「私の努力」だけでは通用しない、困難な出来事に苦しむ中で出会う方が多いだろうが、本書は、プロセス指向心理学を学ぶために必要な内容は、充分に含まれている。この本で理論を学び、更に本書で取り上げられているワークを繰り返し行いながら、「変化」を実感していただきたい。
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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
5年前に出版された単行本は、初版が完売。しかも古本市場にも出てこなかったので「一度手にしたら手放したくない本」ってことなのでしょう。ようやく選書版で手に入るようになったことを、喜んでいるのは私だけではないはず。簡単な自分でできるワークがついていたりして読みやすいのに、深い内容。あの幅広い適用範囲を持つPOPの入門書としてもわかりやすく、またどんなオリエンテーションやフィールドを持つ専門家にとっても臨床に役立つ記述が随所にちりばめられていると思います。
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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 アーノルド・ミンデル博士の「ドリーム・ボディ」という概念を、誰にでも実行できるわかりやすい手引書としてまとめた本ですが、非常に奥が深いと感じました。
 体調不良時の苦しみによる身の置き所のなさには、だれもが悲しみや怒りを覚えてしまうし、その「症状」を憎み、敵視してしまうと思います。それは無理もない自然な感情だとも言えます。
 ですが、本書では、その症状を、語りかけてくるメッセンジャーとしてとらえ、「見つめる」ことを推奨します。
 たしかに、身体的な苦しみにしろ、不快な感情にしろ、自分の一部であることは違いないのだから、異物視して憎悪するのではなく(それもしかたがないことだともいえるが)、自己の一部として「受容」することも理にかなっているし、また、治療に際しても心身の負担が軽減されるかもしれない。

 本書では、「怒り」の感情に対しても、それを罪悪視せず、しっかりと対象化し、「見つめる」ことを薦めています。
 今まで自分が、「怒り」という感情に対して、「抑圧」あるいは「発散」という拒否的な態度しかとっていなかったこと、そして、それがどちらも自分に対しても周囲に対してもやさしくない態度であることに気づかされました。
 本書を読むと、体と精神、症状と夢が、同じものの両側面であり、同時的に現象化するという驚くようなことが、すんなりと理解されます。

 この本を購入した当日、たまたま頭痛と吐き気に襲われ、さっさと布団を敷いて、横になったのですが、症状は治まらず、寝返りの連続でした。そこで、本書の内容を思い出し、症状や体の感覚を体からの語りかけとみなし、できるだけその症状に耳を澄ますようにしたところ、心身の負担がかなり軽減され、やがて眠りにつくことができました。

 日頃、われわれは、体の存在自体や、夢の語る物語を無視し、ないがしろにしてしまいます。
 だが、体や夢の相関性について自覚的であることは、とても理にかなったことであり、著者の言う全体性への一歩をふみだすことでもあると思わされました。
 読み物として非常におもしろく、実用的でもあるので、是非おすすめします。
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