登録情報
|
そんななかでも、死を目前にし、かつ明確に死を意識して生きている患者さんに直接関わり、
死の尊厳を守り続ける医師からのメッセージがダイレクトに心に響く内容になっていると思います。
読み始めは可愛そうな内容としか思えなかったのですが、読み進むにつれて人生をいかに前向きに
生きていくか、死を前向きに考えることが大切というように読めるようになってきました。
ホスピスに関わるか否かではなく、ご家族に高齢者がいらっしゃる方や、ボランティア活動でも始めようか
と考えていらっしゃる方には積極的に読んで頂きたい本です。
本書は、病院であった実際の出来事について記した10篇の短編集であり、病院は人間が死を迎えるような場所ではないという紛れも無い現実を綴った前半5編と、そのような現実の中でも我々の努力によって人が尊厳ある死を迎えることができるのだということを示唆する後の5編からなっている。
日本にホスピスという考え方を伝えた非常な良書であり、ベストセラーになった。まだ、読まれたことの無い人には読むことを強くお勧めする。
|
|
|