今回の第4版では画像は300点以上、イラストは500点以上あり、
新しいイラスト・病理組織像などが大量に加えられています。
ページ数がおよそ70も増え、非常にボリュームアップしています。
例えば、第3版では食道・胃静脈瘤の画像は1枚だけだったものが、
第4版では3枚に増えており、さらに静脈瘤の内視鏡像が4枚加えられています。
監修されている先生方も20名を超えており、
第3版ではコラムだった「H.pylori感染症」「機能性ディスペプシア」などの疾患も、
第4版ではひとつの項目として扱われるようになっています。
さらに、新しく「腹部外傷」「ストーマケア」「栄養管理」の項目が追加されています。
また、最新のガイドラインに沿った「診断〜治療のながれ」「治療指針」が追加されています。
直感的なイラストが多く、初学者が消化器疾患の全体像をサッと知りたいときに役に立つと思います。
以下、本書からの抜粋です。
【病気が見える vol.1 消化器 第4版 (iii)はじめに より】
本書はこの9年間で2回の改訂を行い、そのつど新しい内容を取り入れて、部分的に変更してきましたが、
そろそろ全体を通して内容を見直す時期にきておりました。そこで今回の改訂では新しい監修の先生方をお迎えし、
過去2回の改訂では手を入れなかった内容・構成に関しても練り直しました。
特に積極的に取り入れたのは、近年消化器疾患の診断を大きく進歩させた最新の画像技術です。
例えば、早期癌の診断に有用な内視鏡検査として広まりつつあるNBI、拡大内視鏡などは、画像はもちろんのことその原理も解説いたしました。
また、肝癌を高感度に検出することができる肝特異性MRI造影剤や超音波造影剤を用いた画像も掲載いたしました。
他にも、新しい疾患や、ストーマケア、栄養管理、腹部外傷などを追加。もちろんガイドラインの変更なども反映し、最新の情報にアップデートいたしました。