ここに紹介されている「病んだ」人たちの軽く二倍は生きているおっさんがレビューします。
通覧して思ったことは、とにかく「親の影響」次第で子どもはどうにでもなるということでしょうか。いわゆる核家族の子育てで、周囲に頼れる親戚や親身になってくれる友人も少ないのが、あたりまえ。
しかも親自身もまた、仕事や異性関係などでつまずいて、こわれそうな家庭のなかで、育つ子どもたちを理解し、守ってくれるものがあまりに少ないようです。
公共広告機構のCFで「自分の子どもをハグしましょう」というのが流されていたことがありましたが、そんなことさえ出来ない家庭が増えているのです。
でも、たとい親からどんなに不合理な目にあっても、虐待すらされても子どもは親が大好きで、親を信じているのです。
いま、現実に疾風怒濤の日々の中にある十代だけでなく、子どもを育てている親、学校の先生、医療福祉関係者・・・すべての人々に読んで欲しい本だと思いました。
よって★は満点です。