Would you like to see this page in English? Click here.

中古品を購入
中古品 - 良い 詳細を見る
価格: ¥ 277

または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
 
   
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
疾走
 
イメージを拡大
 

疾走 [単行本]

重松 清
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (72件のカスタマーレビュー)

出品者からお求めいただけます。



キャンペーンおよび追加情報


この商品を買った人はこんな商品も買っています


商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

犯罪へとひた走る14歳の孤独な魂を描いて読む者を圧倒する現代の黙示録。

一家離散、いじめ、暴力、セックス、バブル崩壊の爪痕、殺人……。14歳の孤独な魂にとって、この世に安息の地はあるのか……。直木賞作家が圧倒的な筆致で描く現代の黙示録。

剥き出し費の「人間」どもの営みと、苛烈を生き抜いた少年の奇跡。比類なき感動の結末が待ち受ける現代の黙示録。重松清畢生1100枚!
「どうして、にんげんは死ぬの?」舌足げなおまえの声が言う「にんげん」は、漢字の仏間」とも片仮名の「ニンゲン」とも違って、とてもやわらかだった。そのくせ「死ぬ」は輪郭がくっきりとしていて、おとなが言う「死ぬ」のような照れやごまかしなどいっさいなく、まっすぐに、耳なのか胸なのか、とにかくまっすぐに、奥深くまで届く。 想像を絶する孤独のなか、ただ、他人とつながりたい…      それだけを胸に煉獄の道のりを懸命に走りつづけた「人の少年。現代日本に出現した奇跡の衝撃作、ついに刊行!

内容(「BOOK」データベースより)

剥き出しの「人間」どもの営みと、苛烈を生き抜いた少年の軌跡―。比類なき感動の結末が待ち受ける、現代の黙示録。重松清、畢生の1100枚。

登録情報

  • 単行本: 492ページ
  • 出版社: 角川書店 (2003/08)
  • ISBN-10: 4048734857
  • ISBN-13: 978-4048734851
  • 発売日: 2003/08
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (72件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 262,005位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この商品を見た後に買っているのは?


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
42 人中、41人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sabouru
形式:単行本
「なんで、誰一人、シュウジ(主人公)を救ってやれなかったんだよ!」という怒りとむなしさの感情の後に、「じゃあ自分なら救えたのか??」という自問自答が必ずやってくる小説である。筆者が「おまえ」と書くのは、主人公シュウジのことだけではない。読者自身のことだ。
「おまえは思う」「おまえは感じる」
「おまえ」と語りかける言葉には、「常に自問自答することを忘れるな」「物事のうわべだけを真実と思うな」という筆者の警告と、「いつも誰かが見てくれている、語りかけてくれている、つながっている。誰かが待っているんだぞ」という筆者の呼びかけがこめられていると思う。
板橋の両親殺害事件の容疑者の少年は、事件後草津の温泉に一人きりで宿泊した。少年の素性に気づいた宿の主人は、通報するのに2時間悩んだと言う。でも、宿帳に彼が書いた本当の住所を見て、「本当は、誰かに早く見つけて欲しいんじゃないか」と考えたとTVで言っていた。彼が自殺を考えないよう、隣の部屋で一晩待機したことも明かしていた。
どんなに不幸な人間にも、思ってくれる人がいる、つながってくれる人がいる……その可能性を信じたい。にんげんだから。
このレビューは参考になりましたか?
25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
毎回重松清の作品にはホロリとさせられ、読後に爽快感が残る。今回もそんな期待を持って新作を読んで見たところ…これが大違いでびっくりした。

作品は短い人生を疾走した少年を中心に描かれている。
仲が良かった兄は精神に異常をきたし、父は失踪、母はギャンブルにはまった上に借金漬け。主人公はいじめに合い、やがて…。

家族や人と人とのつながりを深く、そして温かい目で見つめるその姿勢は変わらないのだが、主人公、そして彼の周囲で起こる事件はあまりにも暗く、せつない。時には新堂冬樹ばりのダークな描写もあり、「これが重松清の作品?」と思うような場面もあったが、その暗さとはうらはらに一気に読むことができる。

読後に爽快感が残るとは言いがたいが、この手のテーマを描かせたら!この作者はやはりうまい。みごとな意欲作であると言うことができると思う。

このレビューは参考になりましたか?
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
一度見たら忘れられない装丁だった。
書店に行くたびに平積みにされたその男の顔が気になってはいた。
顔を背けることを許されず、何かに釘付けになったような目。
断末魔の叫びが聞こえそうな大きく開かれたままの口。
・・・装丁は、先日NHKプロフェッショナルでプロ意識を披露した鈴木成一氏。
彼は装丁を依頼されると、小説を読み込んだ上でふさわしい唯一のデザインに辿り着くという。
それが、あの表紙か・・・だったらどんな空気を孕む小説なのか、自ずとうかがい知れた。

読み始め、弟に弟らしさを求める兄と、兄の機嫌を損ねたくない弟の、何気ない会話の様子が描かれ、
干拓地から見えるという景色と心地よい風に、体の力を抜いていると急に「おまえは」と名指しされ、一瞬戸惑った。
地の文なのか、誰かの回想だったのか、と混乱してしまったのだ。
しかし更に続く、おまえは、おまえは、おまえは。
いくらか読み進んで気づいた。作者は、僕は、俺は、私は、シュウジはなどではなく「おまえ」で、
主人公の言動を示しているのだ。
シュウジを指して「おまえは」と呼んでいる訳は、きっと最後で明らかになるのだろうと思った。
主人公は、期待を抱けない人生を生きざるを得なくなってしまったシュウジだ。
彼と交わる人々もまた、期待通りに人生を生きることを許されない人ばかりで
読むにつれてどんよりとした気分になり、何度溜め息をついたことか。
彼らは、誰かとつながりたいと思うのと裏腹に、誰かに裏切られる人ばかりだ。

読む人によっては非常に重要に思われるだろうテーマとして、聖書の言葉がある。
随所に引用されており、言葉とは何かという問いかけと共に、
シュウジは事あるごとに触れているのであるが、私が無宗教だからなのか
私の胸には響いてはこなかった。
また中盤、数ページにわたる、性描写にとどまらない激しく残酷な性的暴行描写がある。
その部分は、シュウジがある行動に出るのには必要不可欠な動機となるのだが、
「性的」暴行の必要があったのか?と疑問に思った。

求めつ追われつ疾走したシュウジの人生が終るころ、シュウジを「おまえ」と呼んだ人が、
残された人々のその後を語る。彼らは感情を殺したり無関心を装ったりすることをやめ
ひたすらに、人生と人間に向き合うことだけをし、誰かとつながれたようだ。
疾走したシュウジの、犠牲の上に。
ともかくも一筋の光を残して、哀しい物語は終わる。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
君は「涙は光る」と知っているか?
この小説のキーワード、「ひとり」、「つながり」。そして、「絶望」。

いろんな「ひとり」の形がある。孤立、孤独、孤高…。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: Yoshi
一生忘れない物語
弱者への差別、いじめ、暴力、強姦…

主人公の少年「シュウジ」を一人として救わなかった。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: 白乾児
誰か一緒に生きて下さい
あまりにしんどい物語で、息を詰めながら読み進めた。
最初から最後まで全力で走っている、哀しく優しい少年の物語。... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: はる
重松さん、やるじゃないですか!
私の師匠から、「重松は何読んでも一緒だから時間の無駄」と言われ、実際にそんな感じも持ったのだが、最初に読んだ「流星ワゴン」や最近の「十字... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: いんてきふこ
母として…
一気に読みました。

何ともいえない苦しさが残りました。
この本は何を伝えたいのか? 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: はな
出勤前には読まないほうがよいかと・・・。
最後まで、本の中で「おまえ」と言っている人物が誰かわかりませんでした。

タイトル通り、短い一生を走り続けた少年の物語。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: 高橋佐藤
爽快感や達成感さえ残る風景
人生を駆け抜けに駆け抜けた少年の物語。生きるってのは大変なんだなぁ、でも生きることをさまたげるのはにんげんで、そいでもって、生きるのに必要なのもやっぱりにんげんな... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: モコ
にんげんを描いた作品
先の見えない展開。主人公シュウジはどうなってしまうのだろうか。一気に読み終えました。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/9 投稿者: ほじ
孤高
秀才と呼ばれた兄が崩れた時、運命の歯車が狂い始めた。離れ離れになる家族、兄の行動によるいじめ、己を守る為の殺人、大切な人を守る為の事件…ズレが積もり積もることで、... 続きを読む
投稿日: 2010/4/22 投稿者: h
まさに疾走
「おまえは・・」と二人称で表現される文章。神父が語り部となり、ある少年の... 続きを読む
投稿日: 2010/3/31 投稿者: ひろ
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す









この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック