Would you like to see this page in English? Click here.


または
1-Clickで注文する場合は、サインインをしてください。
または
Amazonプライム会員に適用。注文手続きの際にお申し込みください。詳細はこちら
こちらからも買えますよ
この商品をお持ちですか? マーケットプレイスに出品する
疾走 上 (角川文庫)
 
 

疾走 上 (角川文庫) [文庫]

重松 清
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (83件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 660 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
在庫あり。 在庫状況について
この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。 ギフトラッピングを利用できます。
2012/5/30 水曜日 にお届けします! 「お急ぎ便」オプション(有料)を選択して注文を確定された関東エリアへの配達のご注文が対象です。詳しくはこちら

キャンペーンおよび追加情報


よく一緒に購入されている商品

この本と疾走 下 (角川文庫) ¥ 620 をあわせて買う

疾走 上 (角川文庫) + 疾走 下 (角川文庫)
合計価格: ¥ 1,280

在庫状況の表示

  • 対象商品: 疾走 上 (角川文庫)

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細

  • 疾走 下 (角川文庫)

    在庫あり。 在庫状況について
    この商品は、Amazon.co.jp が販売、発送します。
    通常配送無料(一部の商品・注文方法等を除く) 詳細



商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

引きこもり、家庭内暴力、放火、借金、一家離散……。14歳の少年・シュウジが背負った余りに苛烈な運命。今秋、映画公開が決定した、直木賞作家、畢生の衝撃作、待望の文庫化!

内容(「BOOK」データベースより)

広大な干拓地と水平線が広がる町に暮す中学生のシュウジは、寡黙な父と気弱な母、地元有数の進学校に通う兄の四人家族だった。教会に顔を出しながら陸上に励むシュウジ。が、町に一大リゾートの開発計画が持ち上がり、優秀だったはずの兄が犯したある犯罪をきっかけに、シュウジ一家はたちまち苦難の道へと追い込まれる…。十五歳の少年が背負った苛烈な運命を描いて、各紙誌で絶賛された、奇跡の衝撃作、堂々の文庫化。

登録情報

  • 文庫: 400ページ
  • 出版社: 角川書店 (2005/5/25)
  • ISBN-10: 404364602X
  • ISBN-13: 978-4043646029
  • 発売日: 2005/5/25
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (83件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 31,126位 (本のベストセラーを見る)
  •  カタログ情報、または画像について報告


この本のなか見!検索より (詳細はこちら
この本のサンプルページを閲覧する
おもて表紙 | 著作権 | 抜粋 | 裏表紙
この本の中身を閲覧する:

この商品を見た後に買っているのは?


この商品につけられているタグ

 (詳細)
タグをクリックすると、タグがつけられた商品、タグをつけた人が表示されます。※タグは初期設定で公開になっています。詳しくはこちら
 

 

カスタマーレビュー

最も参考になったカスタマーレビュー
58 人中、56人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
家族、人と人とのつながりを一貫して書いてきた重松清が、
おそらく初めてそのすべてを断ち切った小説。この小説には一切の救いが、ない。

この小説は煉獄の人生を生きた15歳の少年の地獄の数年間を追った物語。
重々しく二人称で語られる体裁自体が重松作品の中では非常に異質で、発表時に騒然となったらしい。実際に読んでみて、問題作かつ衝撃作で各誌で絶賛されたのがよく分かる。
主人公は優秀な兄を持っていた。が、その兄がその集落で殺人を犯すよりも重い罪をおかしたことにより、歯車は狂いだす。家庭は荒れ、学校では極度ないやがらせにあい、親父は失踪し、母も壊れる。主人公は生きたい、それだけのために一人で大阪、東京へと故郷を出る。文庫本の裏表紙にある<孤独、祈り、暴力、セックス、聖書、殺人>という言葉の列挙がそのまま作品の内容だ。

普段の彼の作品ならば必ず「救い」は用意されている。もちろん安っぽい問題解決なんかはしない。けれども、作品の最後には何らかの、ほんとスイッチが入れ替わるだけのことだけど、それが一番の、救いが用意されている。今回はその一切を拒絶している。
突き放すように「おまえ」と語りかける様は異様で、何らかの作者の決意を意図しているようにも思える。クライマックスの間際に、語り部が誰にともなく弁解のように<わたしは、おまえの物語を語り続けてきた。おまえを救うためではなく、おまえを幸せに包み込むためではなく、だからわたしは、ひどく冷たい語り部なのだろう。>と付け足したように書かれている。ここが僕にとって印象的だった。なぜならここで著者は今までの著者自身に背を向けたから。

読めば分かる。そして、同時にこの作品から「重松清」を知ってほしくないとも、思う。

重松清は直木賞を受賞した時に自分で自分を分析していたのが印象的だった。「僕は文学を書けない」的なことを言っていて、その理由は「ひとり」になれない人間だから、と。「文学」とは孤独で「ひとり」の人間が共同体からはぐれて、それでも自分を表現することによって自分の存在確認、存在証明をすることによって生まれるものだと。いつも分岐点で一般人との最大公約数を選んできた自分には無理だ、とも同時に言っていたのだ。
また、「文学の資格」についても人一倍考えている人だ。自分にその資格がない以上、文学への畏怖とそれを書ける人への畏敬の念が強いらしく、自分を絶対に文学者とは軽々しく名乗らない。そして、やはり中上健次を別格のように尊敬している。早稲田文学時代に世話になったというだけではない「何か」を中上に与えられ、求められたのだとエッセイの数々を見れば気付く。そして中上文学を愛している人ならば「疾走」が重松清の中上健次へのオマージュであり、「挑戦」だということに気付く。そして、その挑戦は勝ったかどうかは僕には評価できないけれど、決して負けていない。見事に戦い抜いている。「ひとり」に苦しんで誰かと「ひとつ」になりたい孤独な主人公を最後まで描いている。

繰り返し、繰り返し、物語の中で「ひとり」「ふたり」「ひとつ」という言葉は踊り、うねる。

この作品は徹底した救いのない物語で、ここまでの覚悟で書いたからには安易な救いなんかは書いてほしくなかった。だから、物語の終着点はすごく満足だったし、目頭があつくなった。救いはなくても望みはあるんだな、と思えるものだった。

僕はひさしぶりに小説を「取り憑かれたよう」に読んだ。おそらく作者も「取り憑かれたよう」に小説を書いたんじゃないだろうか。「疾走」というタイトルは走ることに特別なものを感じ、生き抜こうとし、クライマックスでも文字通り駆け抜けた主人公を意味しているだけではなく、それを図らずと意味しているんじゃないかと思う。

最後まで自分勝手な書評だなと思うけれど、僕のように「ひとり」で生きられずに最大公約数を選んできた者の言葉などこんなものだと分かっている。それでも良いと思って書いている。
このレビューは参考になりましたか?
27 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
過酷すぎる 2007/2/9
By 美花絵留 VINE™ メンバー
形式:文庫
どこからどう歯車が違ってしまって、こんな過酷な人生を送らなくてはならなくなったのか。

物語の間中どんどん落ちていく「シュウジ」をなんとかしてあげたい!という思いで読みました。「これはフィクションなんだから、」と時に思い返さないと、どんどん引き込まれていつか「シュウジ」の人生を背負い込んでいる自分がいました。

「ひとり」「言葉」「つながり」、人生を支えるいろいろなキーワードが出てきます。作者は私達が通常はそこまで降りていくことのない深いところにまで引き摺り下ろし、絶望の中になにかを伝えようとしているようです。

上下巻で800ページ近いボリュームですが、私は2日で読み終えました。読み終わった後、かなり引きずります。忘れられない1冊になりました。
このレビューは参考になりましたか?
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
運命 2006/1/10
By 紗奈
形式:文庫
こんなに本の世界に入り込んだことは無い、というぐらい、夢中になって読みました。『誰か一緒に生きてください』私と同じ中学生の少年が疾走した15年の生涯。凄くリアルな表現もしてあって、読むのに抵抗がある部分もあったけど、共感できる部分もたくさんありました。ラストの部分は思わず泣いてしまうほど感動しました。物語が大きく動くまで、『普通の少年の話だなぁ〜』と思いながら読んでいましたが、主人公の兄の犯した行動から、周りの環境も変わっていき、自分の人生まで狂ってしまう。同世代の読者として、ここまで共感できた作品は過去にありません。是非、読んでください。読んでみる価値はあります。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
卓越した語り口
内容については他の方がレビューされているので今更言うことはありません。... 続きを読む
投稿日: 14日前 投稿者: blue
衝撃過ぎる。でも、心に深く残る作品。
今回、初めて重松清さんの本を読んだ。
とにかく衝撃過ぎる。
胸が締め付けられ、いろんな思いが交錯して、ただただ苦しい。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ゆん♪*o
せつないけど、本当に心に残った作品
久しぶりに心に衝撃を受けた作品に出会えました。... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: mother
人生観の変わる本
まずは、By Dior_Fahrenheitさんのレビューを見てください。私の感じたことがすべてそこに書かれていました。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: manekikuneco
青春の残酷さを知る
上下巻読み終えてのレビューです。

青春というものは残酷で薄情で、なんと危ういものかと、背筋を寒くしながら読みました。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: 黒連星
読者の身勝手を許してください
重松清のファンである、
だから、この本を買ったが、 惹句を見て、数ページ読んで、
これを読むのが恐ろしくなってしまった。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: Gori
凄まじい
私は重松清さんの作品は過去に何度か読んだことがなく、このインパクトのある表紙も気になり興味本位で買いました。... 続きを読む
投稿日: 21か月前 投稿者: clapton1974
ごく普通のストーリーが悲しい
人が孤独であること。人は人と繋がりあうことなど実は決してないこと。人の一生には救いもなければ、絶望もないこと。いかなる宗教も答えは示してくれないこと。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/12 投稿者: 麗之介
電車の中では読みにくい
重松清の作品を最近つづけて読んでいますが、この作品はこれまでのものとは違う。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/2 投稿者: 重元寛人
圧倒的な疾走感。
「疾走」というタイトルの通り、駆け抜けるようにストーリーが展開していきます。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/5 投稿者: masaoasis
カスタマーレビューの検索
この商品のカスタマーレビューだけを検索する

クチコミ

クチコミは、商品やカテゴリー、トピックについて他のお客様と語り合う場です。お買いものに役立つ情報交換ができます。
この商品のクチコミ一覧
内容・タイトル 返答 最新の投稿
まだクチコミはありません

複数のお客様との意見交換を通じて、お買い物にお役立てください。
新しいクチコミを作成する
タイトル:
最初の投稿:
サインインが必要です
 

クチコミを検索
すべてのクチコミを検索
   
関連するクチコミ一覧


リストマニア

リストを作成

関連商品を探す


同じキーワードの商品を探す










この本は、それぞれの上記のテーマに含まれています。

フィードバック


Amazon.co.jpのプライバシー ステートメント Amazon.co.jpの発送情報 Amazon.co.jpでの返品と交換