期待しているシリーズの第二巻でしたが、個人的に楽しませてもらった一冊。
やっぱりこの作品の登場人物たちは人間くさいから、それが逆に私には愛着を持って受け入れられる理由になった。
そういうことから、あまり登場人物の負の部分を見たがらない読者にはオススメできない。
綺麗な、笑っていられるだけの登場人物たちが好きな読者は回避しないと、読んでも不快になるでしょう。
この作品の主人公の一兎がパラベラムとして絶対的な力を持っていないので、物語としてのバランスがいい。
だからこそ城戸高校のフライトが、エレメントが生きるのだとも思う。
ひとりの人間として、そしてパラベラムとして成長する一兎の姿もみられます。
爽快な銃撃戦と登場人物たちの抱える欠落とのギャップを楽しんでほしい作品。
個人的にこのシリーズはイチオシなのだが、P.V.Fの汎用性に疑問が残り星四つの評価です。
ついに放たれる一兎のスペシャル・ショットに乞うご期待!!