「疲れは病気の防波堤、SOSのアラーム」とか、とてもいいことがかいている。「疲れはこまめにとるもの」とか、「親のストレスはこどものストレスになる」とか、「頑張っている人こそ休息はたっぷりとれ」とか、なるほど、なるほど。「過労死のまえはもうひとにいわれてもきずかなくなっている」う〜む、そうなんでしょうね、きっと。
ただ、自分は病気を抱えて治療中なもので、それが非常に心配になる記載があります。西洋医学では病気はなおらないとか、40代で夜更かしするとガンになるとか、ステロイドは長くつかってはいけないとか(自分は持病があってこれでいのちをつないでいます)、あげくのはて花粉症の原因はストレスとか(これはちがうとおもいます。自分はひどい花粉症ですがストレスのない時期でもひどいです。IgEとかいう「抗体」が原因とどこにでも書いてあります)。
心配になって意を決して、主治医(大学病院の教員さん)にきいてみました。お忙しいのに時間をかけて話をきいてくれ、「実は、免疫学のような基礎の先生のおっしゃることと、実際の医療、臨床医学では、ずいぶんとちがいがあるものなのですよ」と教えてもらい、気が楽になりました。。。たしかにこの著者の先生は偉い方で有名なのでしょうけど、直接患者さんを診療されている臨床の先生ではないようです。
だからこの本は、「役に立ちそうなところ」だけ、うまく選んで、参考にするとか、実生活にとりいれるとか、そういった工夫いるかな、とおもいました。とくにこの本に否定的に書いてあるような病気とか、薬をおつかいのひとには。