異界・妖怪についての入門書。
タイトルの「異界談義」の通り
京極夏彦と小松和彦の対談が有り、
それ以外にも風水や音の視点からみた異界についての考察等、興味深い考察も多い。
ただ、全体的に文章が硬く、面白く仕上がってるかと言われればそうではない。
個人的に京極夏彦と小松和彦の二人が大好きなこともあって、「異界談義」の部分は実に楽しく読めたが、その部分だけこの本から浮いているような気がする。
まあそこの部分だけでもかなり面白いので、全体的には☆4つ。
異界を考えるにあたってキーになりそうな、小松和彦の言葉を引いておく。
「異界はどこにもないが、どこにでもある。異界とは、それをリアリティとして感じ取っていた人にしか現れないのです。」