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5つ星のうち 3.0
ちょっと尻すぼみの最終巻,
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レビュー対象商品: 異戦 大坂の陣〈4〉天竜大決戦 (歴史群像新書) (単行本)
徳川家康の奇策により裏をかかれた豊臣軍ですが、桑名城を攻め立てる大軍を相手に真田幸村、明石全登が奮闘して何とか持ちこたえます。そこに今度は家康の虚をついたような真田昌幸の桑名城への援軍があり、大坂城を囲むように攻め立てるために各地に分散した徳川軍を個別撃破する戦略に家康は動揺し、更には伊達・上杉連合軍の関東への来襲もあり撤退を余儀なくされます。 そしてついには天竜川を挟んだ東西両軍の正面からの激突で、長かった真田昌幸と徳川家康との因縁に幕が下りるときがきました。 ちょっと最後は尻すぼみの感が拭えません。 せっかく登場した福島正則と宇喜多秀家の華々しい活躍もないまま最終決戦を迎え、そんなに簡単にいくものかと思えるような戦術により一気に決着がつきます。 伊達や上杉らの奥羽勢や、島津や加藤らの九州勢も物語の序盤での触れようからは信じられないような終盤の無視ぶりには驚きもしましたし、がっかりもしました。 結局は昌幸の知謀のみが際だったまま終焉を迎え、せめてもの救いは真田忍軍の超人的な活躍により趨勢が決まるような展開にならなかったことでしょうか。 もう少し長く続ける予定を無理矢理に終わらせたような、そんな気がする最終巻でした。
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