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待望の文庫書き下ろし。
作者の「タカノ」がトーキョーで会った外国人8名との交流記です。
登場する外国人のパーソナリティもユニークですが、作者のリアクションにも驚かされます。自分が当事者であっても3人称的な視点で考えて書いてしまう独特の面白さ、今回もかなり笑えます。作者は「国際人」なので、居心地の悪さを感じていても誰とでもつきあえるようだし、この本の底流には相手に対する一種の愛情(人類愛??)があふれていて読後、大変爽やかです。
探検のため習ったリンガラ語、フランス語、スペイン語、アラビア語、中国語の先生やその子息や兄弟、あるいは視覚障害者の野球好きの人などなど、日本に来た色々な外国人が作者と交流。それによって作者の視点も移動し「東京」が「トーキョー」に変化しているのに気がつくのですが、そういう難しいことを抜きにしても楽しめるのが本書です。
私は日本と国交のない国がアフリカにもあり、そこから優秀な留学生が来ているというのが驚きでした。
視覚障害者の野球好きの人に、野球ボールを触らせたいと言う「タカノ」。
探検家は語学に強く、そして優しい人なのです。
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