大学受験政経を初めて学ぶ人には薦め難い。蔭山氏や石井氏の方が強靭な基礎力は期待できる。
その一方、清水書院や山川の一問一答を8割程マスターした人にとっては用語の整理(組み立て)には一番手っ取り早い良書となるだろう。
星三つというのはこの点による。が、しかし、辛くつけるなら二つにもなる。
というのも、版を重ねている割には、表グラフや細かい数字(英国の下院定数など)が古いままで信用を欠く。
本書は政経を一冊にまとめている点でやはり穴も多い。
学習院・明治・中央・早稲田等の政経難関校を狙おうとする政経初学の人が政経を一冊で済ませようなどという事はやはり勧め難い。
繰返す事になるがある程度高い偏差値をとっている人には知識の整理として悪くない。
政経を極めようとするなら、これプラス、
伊藤真氏の憲法入門、小泉祐一郎氏のわかる国際経済、等を他に読むといいだろう。
ほとんど(ほんとにほとんどです試験会場は畠山畑状態です)の受験生がこの本を愛読?する
現在、それらのほとんどの受験生と大きな差を付けたいならこれだけではちょっと。