既刊されている『大神繪草紙絆』がイラスト主体であるのに対して、こちらはハードカバーで装丁され活字メインです。
付録にDVDとなかなか豪華な作りとなっていますが、イラストの描き下ろしはありません。
それでも内容が充実していればと思い購入したのですが…。
まずメインの内容は日本神話のダイジェストと大神との関連を解説したものと、舌切りスズメ等の大神キャラに馴染み深い民話や逸話+解説がいくつか、そして小ネタ(欧米版キャラ名や武器名、アイヌ言葉等)です。
が
解説の書き方がまずく、書き手の主観というよりも私感が感じられてげんなりしました。
何故那須与一とウィリアム・テルが関連する必要がある…。
DVDもゲーム中の会話イベントの寄せ集め主体で、目新しいもの(未収録など)はありません。
寧ろ変に編集した為に、キャラの喋り出しが不自然だったり、ミカン爺がイザナギをイザナミとのたもうたりと大変でした。
見ていて痛々しいというか、別の意味で泣けます。
これでは文化庁メディア芸術賞受賞の知名度を利用し、急遽作製した粗悪品とみられても仕方ありません。
はっきりと言えるのは、この本は値段に見合った仕上がりでないこと、そして大神ファン必携マストアイテムでないことです。