清原を周りで支えた人々が素晴らしい。
・・・もちろん彼がそう書いたから、そう思えるのですけれども。
本書から、印象的な話をいくつか。
お母さんは中学生の清原に毎日20キロのランニングを課し、
自ら自転車で一緒に走り続けた(自転車だって20キロは大変!!)。
そして清原を天理高校に入れたいからと、天理教に入信したお母さん。
ところが清原がPLの練習環境に惚れこんでPLに決まると、PL教に鞍替え。
これを天理教の方はこころよく受け入れ、その後もずっと清原を応援し続けたという話。
(「辞めると不幸になる」と脅す某カルト教団とは大違い)
年棒をどう運用しようかと迷う清原を、血相変えて叱り飛ばし、
「一本でもホームランを打つことを考えろ!!」と諭したお父さん。
引退を決意した桑田が、なおも清原のバッティングピッチャーをするため、
体を鍛えて、清原の最後の為に生きた球を投げた、という話。
感動しました。
清原が歩んだ道は、周りとの温かい絆に彩られた「男道」、でした。