下半身に風に揺られるものがついている生き物なら、全てが体感
すべき書物である。
全ページに所狭しと繰り広げられる掟兄貴の御無体ぶりは、能動的に
生きることを忘れた現代の男に、ガツンと硬いものをぶち込んでくれ
るだろう。読んだ人はぜひ一度は、巻末に収められた星占いのポーズ
を自らバシッと決めていただきたい(もちろん裸で)。
なお、表紙のものと連載開始当初の掟兄貴の裸を見比べると、現在の
兄貴が太っているのが一目瞭然であるが、それをさらけ出すのも
男の所作として全く問題ないことは論を待たないだろう。