「男子」と名の付く料理本に外れはないと思っていたが、本書は40代男性初心者的視点では「微妙」である。
まず、一見して思ったのは、メニューの選択が全般的に女性目線かなと思った。
一方、料理法の記述は丁寧で勘所が書いてあり、これはよいと思う。もこみち君も「MOCO’Sキッチン」では、およそ作り方に関する記述が粗雑だったが、本書ではしっかり書かれている。
要は、家に来る女性に料理を作るということならよいと思う。
あと、思ったのは、落合シェフにポモドーロとカルボナーラだけを作らせるのはもったいないということ。
引き出しの多いシェフなので、いろいろ教えて欲しかったところだ。
道具や食材の記事はおそろしく迫力不足で単なる羅列。
「裏パスタ」の特集は、パスタをさらにジャンクにして食べるという企画で、それはそれでおもしろい。
全体で見て、作ってみようと思ったのは、
・「トスカネリア」の田中祐介シェフが教える「赤エビとポルチーニソースのリングイネ」
・コウケンテツ氏の「和風アサリしめじスパゲッティ」
辺りか。