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主人公達が政策を誤ったとして本書を批判するのは的外れだ。軍部を抑えようとした意図を無視するのもアンフェアである。浜口達が撃たれたのは因果応報だと言う論者は、是清は放漫財政で軍部を増長させてその報いを受けた、と言うのだろうか。
政策の当否は置くとしても、物語として本書は文句なしに面白い。タイトルの「男子の本懐」は、浜口が東京駅で撃たれたときの言葉だが、こんな台詞を吐ける者が今の日本にどれほどいるだろうか。
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