読み終えたとき、自分でも信じられないくらい、涙が流れてとまりませんでした。
本を読んで泣いたのは、久しぶりです。
浅草キッドの玉袋さんのこの本は、読んだ人を一気に子供にしてしまう、凄い力のある本だとおもいます。
玉さんの子供時代の頃の話は、声や息遣いが聞こえてきそうなほど、ものすごく生き生きと書かれていて、一気に物語にひきこまれてしまいました。
私が好きなのは、ここ。
『親父がどんな気持ちでキミら子供のことをファインダーからのぞいてたか、考えてみろよ。もう、好きで好きでしょうがない、って思ってんだ。写真としては一枚かもしれないけど、その向こう側で撮ってた君の親父の気持ちを思ってくれ。どうか忘れないでくれ。
親の愛情には照れるなよ。そして、たった一枚でも良いから、親が撮ったキミのいい写真を持っておけ。』
この本には、中学生のころに出会いたかった。こんな本があったら、最強の中学生活を送れるでしょう。タイトルこそ「男子仕様」ですが、読めば読むほど、女子である私の胸をえぐってくるのです。玉袋さんの言葉=ことだまには力が宿っています。
すごいアニキに出会ってしまった!
読んだ後に、両親や親友に「ありがとう」って言いたくなる一冊です。
「あなたのおかげで、私、生かされているんだね、ありがとう」って。
いつか、自分が親になったときに、もう一度読みたいです。