「草食系離婚」の対極にあるのが「昭和型離婚」です。
「昭和型離婚」とは主に昭和の時代に結婚した40歳以上の男性の離婚のことです。
「昭和型離婚」にはある程度、決まったパターンがありました。
そこに登場する夫、父親、男性は典型的な「亭主関白」で
彼らは浮気をしたり、借金をしたり、暴力を振るうことで家庭を壊し、離婚に追い込まれたのです。
具体的には・・・
・パチンコにハマって借金を繰り返す
・性欲を満たすために浮気を繰り返す
・ ストレスを発散するために暴力を繰り返す
彼らのトラブルに共通するのは「男らしさ」「男臭さ」です。
一方、草食系男子はどうでしょうか?彼らはこのようなトラブルを起こしません。
「力」や「欲望」、「名誉」といったキーワードは草食系離婚には無縁です。
彼らは欲張ってお金を使いすぎることはありませんし、出世欲がないから
職場で必要以上にストレスを抱え込まず、性欲が希薄だから、別の異性に気移りすることもありません。(ただし、結婚するとすぐにセックスレスになります)
むしろ、近年は「男女逆転現象」が起こっています。
「昭和型離婚」では、トラブルを起こす夫、それを我慢する妻というのが「よくある構図」でした。しかし、「草食系離婚」では、お互いの立場が180度、入れ替わっているのです。
多重債務の妻、不倫をする妻、ヒステリーを起こす妻。それに悩まされる夫。
そんな光景はまったく珍しくありません。
では、草食系男子はどのような理由で離婚を決意するのでしょうか?
「草食系離婚」のなかで大きな割合を占めるのは「性格の不一致」です。
<草食系離婚の離婚原因>
1. 自由と愛情の考え方の相違
些細なことで心配する、時間を束縛される、細かいことにも干渉してくる、など。
2. 子供の教育方針 育児に対する考え方、価値観があわない、
習い事、受験、塾、スポーツなどの是非、叱り方、怒り方、教え方など
3. 相談がなく勝手にやる、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)が足りない
転職、出費(車、家)、ペットを飼う、など。
4. ○○してくれない
家事、育児への協力、子供の行事、イベント、遊びへの参加、ペットの世話、外食が多いなど。
ここまで草食系離婚の原因についてご覧いただきましたが
その中身は複雑怪奇で分かりにくいのです。
夫と妻、どちらが悪いのか定かでないため、妻に対して強く言うことができないのです。
どういうことでしょうか?
<草食系男子が離婚を決断するまでの気持ち>
1. 些細なことで心配されるのは、信用されていない自分も、少しは悪い
2. 子供の受験を反対されるのは、子供の進路を十分に説明していない自分も、少しは悪い
4. 勝手に新車に乗り換えられたのは、家計が火の車であることを理解させなかった自分も少しは悪い
5. ペットの世話を協力してくれないのは、ペットを飼うときに分担をきちんと決めなかった自分も、少しは悪い
このような気持ちの移り変わりを経て、草食系男子はついに我慢の限界を超え
離婚を決断します。そして妻と離婚交渉を行うわけですが、どうなるでしょうか?
・ 妻に言われるがまま
・ 抵抗しない
・ 自分の意見を言わない
これが草食系離婚の行動パターンです。そんな調子では、妻につけ込まれ、コキ使われ
丸めこまれるのは目に見えています。そして知らず知らずのうちに不利な条件をのまされるのです。(不利な条件の具体例は**頁参照)
今まで、離婚マニュアルは「昭和型離婚」の対処法でした。しかし、それはすでに過去のもの。「草食系離婚」にはまったく役に立たないのです。そもそも対象の人種が異なるのだから。これからは「草食系離婚」専用のノウハウやテクニックが必要になってきます。今回は「草食系離婚」の対策を1冊の本にまとめました。
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