本書は、男女双方の視点から家族社会学のエッセンスを用いて体系的に分析している。
したがって、育児論や子育て論にありがちな「偏り」は一切ないし、
単なる主張にとどまらず、すべてにきちんとした研究成果・データを論拠として用いているので、
リソースとしての意義も多分にある。
子育て/育児あるいは子育て支援/育児支援を考える人ならば、一度は読みたいところ。
こう書くと本書がとても学問的で難解な本なのでは?という印象を受けるかもしれないが、
本書のポイントは、「学問的なのに読みやすい」点にある。
ぜひみんなに手にとってほしい一冊。
キーワードは
○母子関係パースペクティブ/母性愛神話(三歳児神話)/母子カプセル
○男性の家事・育児に対する意識/男性の育児休業の影響