生き物が持っている欲求のひとつ「性欲」を多角的な方面から検証する一冊。
誰もがそうなのかもしれないが、この「性欲」というものほど男をがんじがらめにする物は無いのではなかろうか・・・。
良い女を見ると男は、あの女は抱かれているときどのような声で喘ぎ、どのような姿態を繰り広げるのだろうかと想像せずにはいられない・・・。
どんな紳士であれ、持っている性欲という、時に暴力さえ併発する強烈な欲求は、すなわち人類の歴史でもある。
「性」を扱うものには、アダルトビデオや、エロ本など、享楽的なものが多いが、この本は、あまりにも徹底的に調べ上げてるのでちょっとげんなりする部分もあるが・・・。
それにしても梁 石日という作家は、どうしてもシンプルで無骨なイメージがつきまとうが、やはり作家だけあって相当な量の読書をしており、あらためて関心した。