1987年という,80年代あいびーが最後の輝きを正に消さんとしていた頃,すなわち蝋燭の消える前の一瞬の輝きから生まれた本であり,
白黒の結構ぶ厚い一冊です。遺産です。レジェンドです。
しかし,驚くべき事に,私が手に入れたのは97年製の第10版物。
あの冬の時代にも,この「定番事典」が脈々と読み継がれていたことにかなり感激したりして。
回り回って2012年。
小野里氏の気まぐれから咲いた「あいびー」の徒花が咲きまくっておりますこの時に,
2ndを読むよりは,むしろこの一冊ではないかとも思うのです。
当時を知る人には涙涙の一品として,
知らない若い方には,「おおおおおおおお,ほっしいぜえええええ」となる延髄品のカタログとして。
但し,掲載品はほとんど今では手に入りませんねえ。「定番」なのにねえ。
でも,「定番」だから,掲載品と良く似たような物は今でも何とか手に入りますねえ。
流石「定番」ですねえ。
何より落ち着きますねえ。
この貴重な円熟期あいびーを記録した一冊が,何故かわけの分からないプレミアムになっていません。
(レビュー現在)
今が旬のこの一冊,手に入れるのは今ではないでしょうか。