自然いっぱいのサクラメントが舞台。
『キャサリン・ハイグル』演ずるヒロイン「アビー」と、
『ジェラルド・バトラー』演ずる毒舌の「マイク」が主役。
仕切り女の「アビー」はその性格から彼氏が出来ない。
ひょんとした事から、隣人の「コリン」と知り合う事になり、
「アビー」は恋心を抱くが、そのアプローチに「マイク」はダメ押しする。
「マイク」の言う通りの女を演じて、「コリン」のハートをゲットした「アビー」。
最初は良かったが、「コリン」と「アビー」がお泊りデートをすると知った
「マイク」に衝撃と虚しさが襲う。お決まりのラヴ・コメだ。
だからと言って、つまらないのでもなく、結構面白い、その会話や下世話話など。
「アビー」がその毒舌の「マイク」とテレビ局で番組をやってるからこそ、NG言葉が面白い。
「マイク」が「アビー」の髪形や、服装にダメ出しをして、理想の女性を創り上げていく。
「マイク」曰く、性格に一目ぼれはしない、するのは女性の胸とヒップだ、と。
そう主張してきた「マイク」だが、彼の恋愛に対するモロさも人間的で、
男性と女性の性格の差を上手く表現しているこの映画だからこそ引き立つ。
真実の愛とは、長所を愛する事か、欠点も愛する事か、はたまた妥協か?
「コリン」は「マイク」の創り上げた「アビー」に恋をし、
「アビー」は最初は不快に思えた「マイク」を好きになった。
「マイク」も「アビー」を好きだと気付いて、その後の3人の関係は?
恋愛アドバイザーを演ずる「マイク」の作戦はあまり現実的とは思えないが、
「アビー」との下ネタの連続で、そこもカバーできる。
同様の映画、2005年の『最後の恋のはじめ方』と比較できる所が一杯あるが、
下ネタで笑える関係のマンネリ・カップルには、この『男と女の不都合な真実』を
薦めたい。原題の『the ugly truth』は「マイク」のTVコーナーの名称で、かつ、
男女の美しいとはいえない関係を表すにはピッタリの言葉であると思う。