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最初は正直「半陰陽」に対して興味本意でした。でもただの興味だけでは終わりませんでした。
いろんな「痛み」や「悲しみ」がすごく伝わってくるものでした。
男でも女でもない性に対しても苦しみは想像以上でいろんなことを考えさせられました。
男か女かを生まれたときに決定しなければならないこと。
しかも、本人の意志に反して決められてしまうこともあるということ。
これ自体がショックだが、その後の著者の精神的成長と、性的無成長に、大ショックをおぼえる。
本人の上に覆い被さる苦しみは、尋常ではないなと思える、多くの人にとってなんでもないようなことが、なんでもないような話が、半陰陽の方々にとっては、すさまじい精神的苦痛なのだと実感できる。
こんなことを言ってはいけないかもしれないが、とても臨場感があって、よく書けている本だと思った。
本人の心の微妙な揺れが、リアルに文章化されているのだ。
だから、読んでいて、胸が痛い。
新しい世界を知るには、本が一番信頼できる。と、実感した。
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